自宅で開いた飲み会で女性を泥酔させて乱暴したとして、集団準強姦罪に問われた元早稲田大生、八木佑樹被告(22)と元千葉大生、中山雄介被告(24)、元大学院生、種田大地被告(23)の判決公判が23日、東京地裁で開かれた。鬼沢友直裁判長は、それぞれ懲役4年6月(いずれも求刑懲役6年)を言い渡した。 鬼沢裁判長は「極めて卑劣な犯行で、自分の性欲を満たすという身勝手な動機に酌量の余地はない」と指摘。3人が反省の態度を示し、既に退学処分を受けた点などを考慮しても実刑は免れないとした。 判決によると、3人は平成22年6月、東京都板橋区の中山被告の自宅マンションで、20歳だった女性に罰ゲームとしてアルコール度数の高い酒を一気飲みさせ、抵抗できない状態にして乱暴した。