高校生にたばこを販売したとして、関署は19日、関市東新町1の雑貨小売店経営の女性(75)を未成年者喫煙禁止法違反容疑で岐阜地検に書類送検した。女性は「経営が苦しくなり、未成年者にたばこを売ってでも売り上げを伸ばしたかった」と話し、容疑を認めている。この店は、年齢確認なしで学生服のままでもたばこが買える店として、市内の高校生らに知られていたという。 送検容疑は9月8日、男子高校生(16歳)にたばこ1箱を販売したとされる。関署によると、この店から制服姿で出てくる高校生に職務質問したところ、たばこを買ったことを認めたという。【三上剛輝】