鉄路の記憶、未来へ 3月廃止JR知内駅の看板類、道の駅などで展示へ (07/09 16:00) 知内町郷土資料館で看板を手にする町職員 【知内】北海道新幹線開業を控え3月に廃止されたJR知内駅の構内に掲示されていた看板類5点が3日、JR北海道から町に無償で譲渡された。町は旧駅に隣接する道の駅「しりうち」などに展示し、駅の記憶を未来へつないでいく。 譲り受けたのは、知内駅と両隣の駅名が記されプラットホームに設置されていた「駅名標」(縦90センチ・横120センチ)2枚と、乗車券の販売場所などを説明する「案内板」、それに「運賃表」と「列車時刻表」。 駅廃止後、JR函館支社が保管してきたが町が6月にJRに譲渡を申請、JR側が応じ3日、同町職員が引き渡しを受けた。町郷土資料館で保管中で、同町総務企画課の小田島伸二政策室長は「鉄道ファンらにPRできるような展示方法を考えたい」と話す。 知内駅は1990