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ブックマーク / www.data-max.co.jp (4)

  • バイオの寵児「林原」がのめり込んだ不動産事業(下)|Net-IB|九州企業特報

    <力を入れた不動産事業> 戦後、日一の水あめ会社として大成功した一郎氏のもとには、再建話が持ち込まれた。グループに製紙、ホテル、倉庫など多様な企業群があったのは、すべて一郎氏が再建を引き受けた会社だ。巨万の富を手にした一郎氏は、次々と不動産を購入していった。岡山駅前の広大な土地は備前岡山藩藩主だった池田家から買った。林原美術館に展示されている美術品も池田家から購入したものだ。一郎氏は1961年4月、52歳の若さで逝去。一郎氏が残した莫大な遺産を、息子の健氏は研究開発費につぎ込んだのである。 林原は非上場を貫いている同族企業。健氏はグループのホームページのなかで「10年、20年という長期間の研究開発は『家業』として成り立っている事業体でなければできない」と強調している。逆にいえば、研究成果が果実をもたらすまでには長期間かかるから、研究開発だけではメシがえないということである。 安定した収

  • バイオの寵児「林原」がのめり込んだ不動産事業(上)|Net-IB|九州企業特報

    私的整理の一つである事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを申請したバイオ企業の林原(岡山市)は1月27日、経営破綻の責任を取って林原健社長(69)と弟の林原靖専務(64)が退任すると発表した。グループの負債総額は約1,400億円。債務超過額は551億円(2010年10月末)にのぼっていた。同社は非上場だが、バイオ関連の有名企業。バイオの寵児は何で躓いたのか。 <世界初トレハロース量産技術開発> 林原グループの林原生物化学研究所は昨年9月、日癌学会学術総会で、へその緒の血液から培養した新細胞が、がん細胞だけを破壊する機能をもつと発表。がん治療にとって画期的なメカニズムの発見といわれた。独自技術で培養した新細胞を「HOZOT(ホゾティ)」と命名して特許出願。新しいがん治療法につながれば、「ホゾティ」は抗がん剤「インターフェロン」、天然甘味料「トレハロース」に次ぐ第3の柱に育つことが期待され

  • 【続報】(株)林原(岡山)/食品原料、医薬、試薬品製造ほか|Net-IB|九州企業特報

    会社更生法適用申請 負債総額 約1,500億円 代  表:林原 健 所在地:岡山市北区下石井1-2-3 設  立:1932年7月 資金:1億円 年  商:(10/10単体)約280億円 同社は2月2日、事業再生ADRによる再建を断念し、東京地裁に会社更生法適用を申請した。 保全管理人は松嶋英機弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都港区赤坂1-12-32、電話:03-5562-8500)。 負債総額は約1,500億円が見込まれる。

  • 会社更生法の林原、債権者集会で何があったのか?|Net-IB|九州企業特報

    2月2日、岡山の老舗企業(株)林原が事業再生ADRによる再建を断念し、会社更生法適用申請の準備に入ったことが明らかとなった。 いったい債権者集会で何が起こったのか。関係筋によれば、「メインバンクの中国銀行とは異なる、ある金融機関の人間が『債権者集会が始まった当初は事業再生ADRによる再建計画が話し合われた。しかし、議論が大いに紛糾していったん休憩に入った。そして休み時間明けに突如、会社更生法の話が出てきた。これは出来レースだったのではないか』と言っていた」ようだ。 「だまされた」とでも言わんばかりの口ぶりだったようだが、ではいったい誰が主導していたのか。少なくとも、一部の金融機関債権者には知らされないまま、法的手続きの準備が水面下で行なわれていたようだ。真相はいかに・・・? <関連記事> ・破綻した岡山の老舗企業「林原」、オーナー逮捕に進むのか? (1) (2) (3) ・バイオの寵児「林

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