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ブックマーク / www.isas.jaxa.jp (7)

  • ISAS | ラスト・チャンスの地球撮像 / トピックス

    姿勢系 橋 樹明 私は姿勢軌道制御系の担当(*1)ですが、「はやぶさ」ではカメラを使って探査機の位置を決めることが重要であったので、航法カメラの開発も担当することになりました。カメラのハードウェアにはあまり詳しくありませんが、 「のぞみ」搭載カメラMICを担当していたことや、趣味が鉄道写真の撮影なので、撮像運用に関してはある程度経験は持っておりました。 ONCは、イトカワ離脱後は役目を終えたので、その後のトラブルに際して保温は断念しました。4年半、低温で放置されていたので、今回、正常に動作する保証はありませんでした。また、もし電源をオンした時にショートして探査機システムに影響を与えてはいけないので、回収カプセルを分離した後に初めて電源を入れる、という約束になっていました。すなわち、練習なしのぶっつけ番です。さらに、4年半ぶりの運用と言うことで、コマンド手順や地上のデータ処理システムの使

  • Hayabusa Live » すばる望遠鏡で「はやぶさ」の撮影成功!

    地球に戻って来つつある「はやぶさ」を、ハワイにあるすばる望遠鏡が撮影することに成功しました。画像は簡易解析によって処理されたもので、縦方向に移動している点が「はやぶさ」です。 こちらのリンクからどうぞ。 http://twitpic.com/1weti2 ※画像が大きいため、画像の読み込みに時間がかかる、又は失敗する時があります。 画像に関する情報は次のようになります。 観測装置:主焦点カメラ 画角  : 1.72'×4.04' 撮影時刻:2010年6月13日 14:59〜15:06(日時間) 露出時間は5秒で露出間隔は35〜50秒 はやぶさの等級:約21等 撮影方向:かに座 「はやぶさ」は予測された時刻・方向に撮影されていますので、予定通りに地球に向かっていることになります。なお、撮影されたときの地球-はやぶさの距離は、およそ17万kmです。 「はやぶさ」の撮影を行っていただきました国

  • ISAS | 「はやぶさ」大気圏突入/カプセルも発見 / トピックス

    時間6月13日19時51分に「はやぶさ」は無事カプセルを分離し、日時間6月13日22時51分頃には大気圏に突入しました。 2003年5月9日にM-Vロケットで打ち上げられてから約7年間、イトカワに着陸し、サンプル採取作業を行い、再び地球に帰還するという難事業を、幾多の困難を乗り越え成し遂げることができました。 また大気圏に再突入した「はやぶさ」カプセルについて、ヘリコプターにより捜索した結果、日時間6月13日23時56分にWPA内の予定区域内においてカプセル体を目視により発見しました。 なお、カプセルの回収作業は、日時間6月14日午後に行う予定です。 これまで応援していただいた皆様に感謝いたします。 ※WPA : Woomera Prohibited Area (ウーメラ実験場(立入禁止区域))

  • ISAS | 「はやぶさ」:ヘリコプターから撮影したカプセル本体の画像 / トピックス

    時間6月13日19時51分に「はやぶさ」は無事カプセルを分離し、日時間6月13日22時51分頃には大気圏に突入しました。 大気圏に再突入した「はやぶさ」カプセルについて、夜間捜索の際にヘリコプターから撮影したカプセル体の画像を公開いたします。 なお、カプセル体の回収作業は、日時間6月14日午後に行う予定です。

  • ISAS | 「はやぶさ」最後の日:「はやぶさ」が日本から見える方向 / トピックス

    「はやぶさ」が大気圏に突入する前に「はやぶさ」を望遠鏡で観測できるかについては、こちらにも書かれていますように、その明るさが非常に暗いので、日から肉眼で確認することは不可能ですし、望遠鏡を使ったとしてもかなり大型の望遠鏡でないと見えない可能性が高いです。 ですが、「はやぶさ」がどちらの方向に見えるのかを知りたいという多くのご要望がありましたので、簡単な図を作成してみました。 日国内の場所によって少し異なりますが、「はやぶさ」がその最後の日となる2010年6月13日に日から見える方向は、この図に示されているようになります。 日没後ですと、ほぼ真西の方向で真下に移動していくように見えることになります。そして、22時を少し過ぎると日からは見えなくなり、22時52分くらいに、オーストラリア上空で大気圏に突入することになります。 実際に「はやぶさ」が見えなくても、夜空を見上げて、皆さんの心の

  • ISAS | 「はやぶさ」が、故郷、地球をとらえた! / トピックス

    「はやぶさ」は、先週 5月12日に、搭載の星姿勢計(STar Tracker: STT)のCCDセンサを用いて、故郷である地球と月の撮影を行いました。 地球はまばゆいばかりに明るく、画像は強いスミアの影響を受けましたが、月もくっきりと写っています。(地球 -8.3等、月 -4.6等) 地球は、現在いて座とやぎ座の間に見えています。 「はやぶさ」は、一路地球を目指して、時速およそ18000kmで航行中です。

  • ISAS | 「はやぶさ」の帰還とカプセルの再突入・回収にむけて / トピックス

    6月の帰還・再突入にむけて運用もしだいに秒読み状態になってきました。再突入カプセルの担当の方々には、当にお待たせいたしました。これからが番です。再突入と回収は、「はやぶさ」計画を代表する目標の1つです。なにしろ、スペースシャトルなどの地球周回軌道からの再突入に比べると1桁も高い熱の条件にさらされ、それに耐える新規技術ですので、これは大きなステップですし、また大きな関門でもあります。 多くの方は、「はやぶさ」が地球の近くに帰ってくれば、再突入はパラシュートを開けば完了するかのようにお考えの方も多いのではないでしょうか。「はやぶさ」から切り離されたカプセルは、高度が70-80kmという高々度で最大の熱の環境にさらされます。パラシュートを開くのはずっと低い高度ですから、なんといっても耐熱技術こそがまさに真価を問われるわけです。「はやぶさ」は、まず、これに挑戦することになります。 この帰還・再

    minarai
    minarai 2010/03/10
    無事に帰還してもらいたいもの
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