宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」の帰還カプセルの公開が27日、倉敷市福田町古新田の倉敷科学センターで始まった。エンジン類の故障など幾多のトラブルを乗り越えた7年間、約60億キロの宇宙の旅で、太陽系の小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰った「はやぶさ」。計31点の展示品が、その軌跡と偉業を伝えている。 はやぶさは、将来の本格的な宇宙探査に向けた技術実証機。地球とイトカワの公転軌道が接近した2003年5月に打ち上げ、軌道が再び近づいた昨年6月に帰還した。 展示品のメーンは、カプセルを構成した部品4点。二つに割れたカプセルの殻の一方である「背面ヒートシールド」は、表面が焼けただれており、1万度超という大気圏突入時の摩擦熱のすさまじさを物語る。 会場では他に、はやぶさの実物大模型(全長約6メートル)、イトカワの千分の1模型などを展示。イオンエンジンの試作機は1万8千時間の耐久試
小惑星「イトカワ」から砂(微粒子)を持ち帰った宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」の帰還カプセルが27日から30日まで、倉敷市福田町古新田の倉敷科学センターで公開される。県内では初めて。 カプセルを構成する部品4点をはじめ、計30点を展示。カプセルの殻部分に相当し、大気圏突入時に1万度以上の摩擦熱に耐えた「背面ヒートシールド」(直径40センチ)、微粒子の入ったコンテナを収納した「インスツルメントモジュール」、はやぶさの実物大模型(全長6メートル)などが並ぶ。はやぶさの心臓部である「イオンエンジン」の試験機は、東京以外では初めての披露となる。 観覧は無料。同センターは「県内で帰還カプセルを見られる唯一の機会。イオンエンジンの試験機など貴重な関連機器も用意しており、帰還時の感動をもう一度味わってほしい」としている。 はやぶさの7年間、約60億キロに及ぶ宇宙の旅をCG(コンピュー
[「はやぶさ」帰還カプセル特別公開 ご案内 ] [ 案内チラシ(PDF) ] この秋、本物のはやぶさが倉敷にやってくる! 60億キロに及ぶ宇宙の旅の果てに、小惑星イトカワの粒子を地球に送り届けるという世界初の快挙を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」。 絶体絶命のトラブルを乗り越え、本体は流れ星となり消滅しつつも、帰還カプセルを地上に送り届けたその最期の姿に、人々は胸を打たれ、熱いエールを送りました。 このはやぶさ帰還カプセルの実物が、いよいよこの秋、倉敷に上陸!岡山県内で初公開されます。 小惑星粒子を閉じ込めたコンテナを最後まで守り抜いた"インスツルメントモジュール"、地球帰還時の1万度という高温で焼けただれた"背面ヒートシールド"など、宇宙を旅したはやぶさ帰還カプセル実物の質感をみなさん自身の目で直接ご覧いただき、探査機はやぶさが挑んだ宇宙の冒険の軌跡、そして日本の科学技術のすばらしさを
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパス(神奈川県相模原市)で7月29日~30日の両日、施設の一般公開イベントが開催された。ここを拠点とする宇宙科学研究所(ISAS)や月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC)は、宇宙科学や太陽系探査を担当する部門。宇宙ファンには人気の恒例行事となっており、今年も大勢の人が訪れていた。 開場前にすでに行列ができており、初日の開場は予定より15分早まった 今年のマップ。近隣のフィルムセンターや市立博物館などとも連携 昨年はちょうど、小惑星探査機「はやぶさ」が帰還した直後で、その熱狂の中での開催となった。隣接する市立博物館において、帰還カプセルが初めて公開されるということもあって、相模原キャンパスも過去最大の大混雑となってしまったが、今年はそれに比べるとまだ見やすい状況。夏休みの期間ということで、子供連れのファミリーの姿も目立った。 以下、相模原キ
小惑星イトカワでサンプルを採集し、7年の探査を終えた小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)の地球帰還から、2011年6月13日で1周年を迎えました。そのはやぶさの業績を紹介するイベント「はやぶさi」が、6月13日(月)から10月10日(月)までの間、東京国際フォーラムで開催されます。 ▽ はやぶさi - HAYABUSA INFORMATION CENTER ▽ http://www.t-i-forum.co.jp/function/news/data/2011/110530.html はやぶさiはギャラリースペースと店舗スペースに分かれています。ギャラリースペースには、「はやぶさの25年間の奇跡と今」と題された展示や宇宙飛行士訓練服の試着コーナーなどが設けられています。店舗スペースでは、1/2.5サイズのはやぶさの模型やカプセルレプリカの展示のほか、はやぶさ関連グッズの販売があります
小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルが30、31日の2日間、相模原市立博物館(同市中央区高根)で、全国で初めて一般公開される。カプセルがオーストラリアの砂漠に着地した際、使われたパラシュートも展示される。 両日、宇宙航空研究開発機構の相模原キャンパス(同区由野台)が一般向けに特別公開されるのに併せて、企画された。 カプセルは、はやぶさによって小惑星「イトカワ」に運ばれ、7年の歳月をかけて6月、地球に帰還した。カプセル内にイトカワの物質が入っていれば、太陽系形成への理解が深まると期待されている。 一般公開では、いくつかの部品に分解し、カプセル内部も観察できるようにして展示する予定。同博物館担当者は「60億キロにわたる宇宙の旅を終え、相模原の地に戻ってきたカプセルの姿をぜひ見てほしい」と話している。 入場無料で午前9時半から午後5時まで。問い合わせは、同博物館電話042(750
Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月29日、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還イベント「おかえり、はやぶさ」を8月15日、JAXAi(ジャクサアイ)が入っている「丸の内オアゾOO(おお)広場」で開催し、帰還した試料回収カプセルも展示すると発表した。 イベントの詳細などについては発表されていないが、JAXA側は「親子でこのイベントに参加して『はやぶさ』からあきらめない強さを子どもたちに伝えませんか?」と呼びかけている。 また、カプセル内部の密封容器は分析が行われており、一般公開できないため、外側の容器、断熱カバー、パラシュートなどが展示されるとみられる。 「はやぶさ」のカプセル展示については、プロジェクト責任者の川口淳一郎教授が6月21日に文部科学省を訪ね、カプセル公開の決意を表明し、川端達夫文部科学相もこれに応じている。JAXAは東京での展示イベントのほ
2010年6月24日更新 ~おかえり、はやぶさ~ 親子でこのイベントに参加して「はやぶさ」からあきらめない強さを子どもたちに伝えませんか? はやぶさも長旅を終え無事カプセルを回収することが出来ました。 みなさんからたくさんのご支援、ご声援を頂き有難うございました。 日程:8月15日(日) 場所:丸の内オアゾOO(おお)広場 東京都千代田区丸の内1-6-4 このイベントをとおして、はやぶさが私たちに教えてくれたもの(科学的・技術的成果やトラブルに見舞われつつも生還に至った研究者等の熱意など)を振り返り、みなさんと一緒に小惑星探査についての思い出を作りたいと思います。 みなさんのご来場をお待ちしております! もっと詳しく (新しいウィンドウが開きます)「はやぶさ」関連情報一覧 (新しいウィンドウが開きます)JAXA (宇宙航空研究開発機構) (新しいウィンドウが開きます)JSPEC
2010年6月6日に日本科学未来館で行われた、小惑星探査機"はやぶさ"帰還プレイベント 「地球へお帰り!はやぶさ」関連のつぶやき
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