この調査は2020年から開始し、今回が3回目となります。データサイエンティストのほかにシステムエンジニア、コンサルタントなど5職種の認知度を観測していますが、2年連続で認知度の最も低かったデータサイエンティストについて今回最も低かった認知状況を脱しました。ただし、依然として認知度の高いシステムエンジニアなどとの大きな認知度の差は残されています。 学年別に認知状況を確認すると、「名前を聞いたことがある」学生はどの学年も20~30%程度と一定数存在しています。一方で、大学1~3年生においては年々「確かに知っている」学生が増えおり、若い学年からしっかりとデータサイエンティストの認知度合いが高まっている状況が窺えます。なお、修士・博士課程の学生は認知度が他学年より15ポイントほど高い状況となっていますが、認知度合いはここ3年ではさほど変化なく、より専門性を求めて進学する学生において認知度は変わらぬ