「検索エンジンを導入してキーワード検索で社内の文書がすぐに見つかるようになれば、社員のレベルがあがって知的活動に繋がるでしょ」 最近ナレッジマネジメント関係で顧客を訪問していてこういうことを言われることが増えた。いや、さすがにそれはない。というか言いすぎだ。 例え話で説明しよう。社員に会社のなかの全ての事が書いてあるぶ厚い辞書を渡したとする。知りたいことは巻末の「あいうえお順の索引」ですぐに引けるようになっている、さて辞書を貰った社員はこれを使って会社の中の全ての事を知るだろうか、というかそもそも忙しい中ぶ厚すぎる辞書を積極的に引くか? もうひとつ。新入社員への研修でいきなり全ての社内文書を1冊にしたマニュアルと目次を渡して、以降それを使って勉強しろというような企業があるだろうか、そしてそんな教育をされた新入社員はちゃんと体系化したルールや知識を身に着けることができるだろうか? 確かに検索
![検索エンジン万能教には辟易:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5172bb906bfdde98314d3f44fd4355aa194e536d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Fmt-static%2Fsupport%2Fassets_c%2Fuserpics%2Fuserpic-38-100x100.png)