総務省は4月15日、村上誠一郎総務大臣の定例記者会見を実施した。その中で、SNSで話題となっている携帯電話の「偽基地局」の問題や、電波の混信による通信障害の問題についての質疑があった。 「偽基地局」問題とは? 「偽基地局」問題は、4月12~13日あたりからSNSで話題となっている。携帯電話やスマートフォンを偽物の基地局に接続させるというもので、実際に巻き込まれた人の投稿によると、偽基地局を通してフィッシング目的と思われるSMS(ショートメッセージ)が送り付けられてくることもあるという。 偽基地局は、日本の携帯電話事業者に割り当てられた周波数帯(バンド)の電波を出すこともあるようで、その影響により正規の電波をつかめない「混信」が発生しているとの報告もある。 定例会見でのやりとり 本件を受けて、4月15日に行われた村上総務大臣の定例会見では以下のようなやりとりがあった。 記者 今週末からSNS
