っていうのは30代後半からはあるかな。 ⇒切込隊長BLOG(ブログ): プライベート玉突き問題 若干文脈は違うけど。 私は30歳まではなんとかアカデミズムにしがみつけないかなと悪戦苦闘していたので20代後半はまだ専門分野とか論文とか取り寄せて読んでいた。あのころの取り寄せの苦労を思うと今のネットの世界は天国ともいえるかもしれないけど、その分、みんながブーストして底上げになっているから、その程度の知的努力ではアカデミズムの差異が出ない時代でもあるんだろうけど。 20代なかでいったん学問に小休止を打たざるを得なくなって、あれ、もしかして俺って自由に本読んでいいのかとびっくらこいたことがある。そのころ、吉本隆明とか読み始めた。考えてみると、学生時代は文庫・新書か図書館くらいで単行本は買わなかったかな(あるいは大衆)。吉本隆明とか文庫にほぼなかったし。反面、小林秀雄は十分あったし、世界文学なんかも