『少女革命ウテナ』は観ないといけないな、と思いつつ、観られないでいる。『エヴァ』によってアニメに引き戻されているときだったので、放映当時に観たのだが、一話を耐えるのが精一杯だった。劇場版にも挑戦したのだが、これも最初の数分でギブアップ。俺には生理的に受けつけないタイプの作品だった。評判がいいのはわかるし、その評判の内容から「うおおお、面白そう!」と思うのだが、入口でお断りされてしまう。こんなに悲しいことはない。 俺はほんとうに偏食野郎である。少女が苦手だ。メカが苦手だ。少女マンガなんて目が滑る。どうにもならない。少女マンガの最高峰のひとつ萩尾望都を読んだとき、確かに読んでいるはずなのに、主人公の名前すら頭に入ってこないという体験をした。記憶にかすらないのだ。認知できない。「目が滑る」というのを初めて経験した。ありえねーだろ俺。でもそういう生理なのだ。 『おにいさまへ…』などは全話録画してい