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ブックマーク / usa3.hatenadiary.org (24)

  • #ライトノベルの昨今 - うさ道

    という話題を見かけたので、この機会に自分がここ数年のライトノベル周辺の状況について感じてることをまとめてみました。自分は「昔はライトノベルをかなり読んでたけど、最近は遠ざかり気味」という感じの人間なので、以下のまとめもそういう一歩引いた立場からの感想となります。駆け足でまとめたので裏付けとか全然してないですが、自分への備忘録の意味も込めて置いておきます。 長文タイトル作品の増加 これはまあ、結構前から感じてることではありますが、ではなにが発端になったかというとやはり『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』ではないかなあと。同作のヒットに追随+刊行点数増加でわかりやすく内容を示す必要性が高まったのが、長文題名が頻出するようになった理由かなと考えています。付け加えて言うと、『俺妹』のころは語感も新しく、それをもじった言い回しがネットで流行ったりもしてたのが、最近ではネットで流行ってる言い回しをタイ

    #ライトノベルの昨今 - うさ道
  • 俺が選ぶ「忘れられない美少女文庫20選」 - うさ道

    なんか無茶振りされた! だがご指名があった以上やらねばなるまい。というわけで選んでみた。 最初は指定通り32冊選ぼうと思ったのだけど、32って今出てる分の1割以上じゃねえかよ! 無理だよそんなの! というわけできりよく20選です。ついでに言うと250も読んでなかった。200くらいだった。 それにしても「忘れられない」っていいよね。ぱっと思いつかない時点で忘れてる(=調べ直さなくていい)ってことだからね。と言いつつざっとリスト見てみたりはしたんですが。 注意事項として、2010年以降はほとんど読んでないので時期に偏りがあります(その代わり2009年までは95%以上読んでる)。あと上記の通り選考基準は「忘れられない」なので多分に個人的趣味が入ってます。まあでもエロ小説なんて個人的趣味の最たるものですよ。どこだかで見た「抜けるエロ小説があるんじゃない。抜けた小説があるだけだ」は当に名言だと思い

    俺が選ぶ「忘れられない美少女文庫20選」 - うさ道
  • ■ - うさ道

    これ。 ライトノベルってなによ、という話をしだすと必ず収拾がつかなくなるのはもはや識者(って誰だよ)の中では常識であって、ゆえに発端になった企画中の「ライトノベル」の用法について云々するつもりは今更ない。そうではなくて、自分が一番面白いなあと思ったのは、「ライトノベル」という言葉がついにこういう文脈で使われるようになったのだなあ、ということ。 なにが言いたいかというと、たとえば発端の企画中の「○○を題材としたライトノベルを募集します」という一文だけど、これ、「ライトノベル」を「SF」とか「ミステリ」に変えてみたら多分そんなに違和感がないんじゃなかろうか。つまり上の文は、「ライトノベル」というのが「SF」「ミステリ」に比肩しうる小説の一ジャンルとして認知されるようになった、というひとつの実例と言えるのではなかろうかと。多分前述の一文を書いた人間は「ライトノベル」という言葉にまつわる定義論争な

    ■ - うさ道
    mizunotori
    mizunotori 2011/05/08
    「「ライトノベル」というのが「SF」「ミステリ」に比肩しうる小説の一ジャンルとして認知されるようになった、というひとつの実例」
  • ライトノベルのタイトルロゴに使われているフォント(2010年5月/ファミ通文庫) - うさ道

    マンガやライトノベルのタイトルロゴというのは、大体デザイナーが作っているものですが、全くのゼロから作っているものばかりではありません。大なり小なり加工してあっても、大には何らかのフォントが使われていることも多いです。 では実際のところ、どういう書体が元になっているのか。今回は、それを解説してみたいと思います。 この手のネタだとゆず屋さんが同人誌『書体の研究』でやってる「ろごたいぷっ!」が有名ですが、こちらはライトノベルに限定し、網羅的にやるつもりです。そうすることで全体の傾向なんかも見えてくるのではないかと。 では早速、発売されたばかりのファミ通文庫2010年5月の新刊を例に解説していきます。 ココロコネクト キズランダム (ファミ通文庫) 作者: 庵田定夏,白身魚出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2010/05/29メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 420回この商品

    ライトノベルのタイトルロゴに使われているフォント(2010年5月/ファミ通文庫) - うさ道
  • LA文庫、創刊! - うさ道

    毎月大量に刊行されているライトノベル。 その中から、自分にあったおもしろいだけをピックアップするのは至難の業。 そこで我々は、読者の立場から当におもしろいと思うライトノベルを自ら作り出すことにしました。それがこの「LA文庫」です。 第1回配は、期待の新鋭・羅漢連による『らのさい!』。インターネット上のライトノベルサイトをネタにした問題作です。 LA文庫、2009年5月3日創刊。この日、ライトノベルの新たな扉が開かれます。 というわけで、来たる5月3日、第8回ライトノベル・フェスティバルにて同人誌を発行します(あ、冒頭の文章はネタですので。一応)。 タイトルは『らのさい!』。この時点でピンと来た人も多いと思いますが、GA文庫『ばけらの!』のパロディ的なになります。今年のエイプリルフールにちょっと遊んだりもしたですが、実は当に作っていたのであります。 の中でも解説しているのですが

    LA文庫、創刊! - うさ道
    mizunotori
    mizunotori 2009/04/29
    なんとすさまじい内輪ネタ。
  • デザインの良し悪しを決めるのは遊び心じゃない - うさ道

    遊び心溢れる漫画単行の装丁 - フラン☆Skin はてな支店 上記エントリが上がるきっかけになったと思しきやり取りが、数日前Twitterであった。そのときは(まあTwitterなんで)なんとなくで話が終わってしまったのだけど、エントリとして立ってたのでこの際はっきり自分の意見を書いておきたい。 まずは上記エントリの引用から。 最近ラノベのデザインが良いとか聞くけど、正直漫画に比べるとまだまだだよなぁ、と思います。 漫画も昔はデザイン一律同じだったんですけど、それでも「(有)椎名百貨店」のカバー下とか結構遊び心あったんですよね。 装丁関連で言えばスクエニや角川と比較的漫画歴史が浅い所が積極的に取り組んでいるという印象があります。 という訳で漫画でやっててラノベが未到達or定着してないデザイン上の遊び心を幾つか挙げてみます。 以下「デザインに遊び心のあるマンガ」の紹介が続くわけだが、上記

    デザインの良し悪しを決めるのは遊び心じゃない - うさ道
  • 現実だってそれなりにエキサイティングだ|アサウラ『ベン・トー』 - うさ道

    アサウラ『ベン・トー』を読んだ。 ベン・トー 1 サバの味噌煮290円 (スーパーダッシュ文庫) 作者: アサウラ,柴乃櫂人出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/02/22メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 382回この商品を含むブログ (195件) を見る なめるな。 最初に思ったのはそれだった。 たしかにストーリーは熱い。半額弁当をめぐる争いに賭ける、人々の熱い想い。それは、設定の馬鹿馬鹿しさと相俟って、より強く読者の心に突き刺さる。下らない、そう切って捨てることのできない強さと勢いが、この作品にはある。 だが、それでも。私は沸き上がる思いのままに、こう叫ぶのを抑えることができない。なめるな、と。 なぜなら――自分もまた、この5年近く、半額弁当に人生の一部を注ぎ込んできた《狼》の一人だからだ。 もちろん、現実にはこの作品のように、総菜コーナーで殴り合ったりはしない。単に

    現実だってそれなりにエキサイティングだ|アサウラ『ベン・トー』 - うさ道
  • 早すぎた越境作家・三雲岳斗 - うさ道

    ガガガ文庫で「絶対可憐チルドレン」ノベライズ 作家は三雲岳斗 - 平和の温故知新@はてな えー、三雲岳斗については前々からなんか書いておいたほうがいいと思ってたのですが、いい機会なので書いておきます。 三雲岳斗がデビューしたのは1999年。デビュー作は第5回電撃ゲーム小説大賞*1・銀賞を受賞した『コールド・ゲヘナ』。同シリーズはその後も巻を重ねていきますが、一方で氏は、同年に第1回日SF新人賞、第5回スニーカー大賞特別賞という、さらにふたつの新人賞を受賞します。同時期に複数の新人賞を受賞したケースとしては、現在では日日日が有名ですが、それより6年も前に、同様の偉業を成し遂げているわけです(ちなみにSF新人賞を受賞した『M.G.H.』では、ハードカバーへの進出を果たしています)。 さてその後、三雲氏は電撃文庫で『レベリオン』、角川スニーカー文庫で『ランブルフィッシュ』、徳間デュアル文庫で『

    早すぎた越境作家・三雲岳斗 - うさ道
  • いくつかの補足と、誤解への返答 - うさ道

    これまでの流れのまとめ。 変てこなライトノベル - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜(起点となったエントリ) 2007-09-27 - うさ道(上記エントリへの反応) 『図書館戦争』という手法に見るライトノベル定義論 - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜(上記エントリへの返答) 2007-09-28 - うさ道(上記エントリへの返答) 2007-10-01 - うさ道(その補足) http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20071003/1191395696(第三者から*1) そもそも有川浩って誰が読んでいるんだろう? - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜(上記に対する返答) これを踏まえて以下文。 まず、 『このライトノベルがすごい!』の投票者に中高生はどれほど含まれているのでしょうか? についてですが、少なくとも『このラノ2007』では投票者の半数以上は20歳未満です。これは『

    いくつかの補足と、誤解への返答 - うさ道
    mizunotori
    mizunotori 2007/10/04
    ここで言われている「中高生」というのは、「普段からライトノベルを読んでいるような中高生」?/だよね。「ライトノベル読者」中における中高生だし。
  • うさ道 - 2007-09-27 - 『図書館戦争』はライトノベルか

    変てこなライトノベル - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜 ちょっと話のとっかかりにできそうな記事を見かけたのでお邪魔して。 上記エントリでは『刀語』や『図書館戦争』を、特に悩むようなこともなくライトノベルにカテゴライズしてい(るように見え)ますが、私の考えは少々異なります。私の中では『刀語』はライトノベルとしては微妙で、『図書館戦争』はライトノベルではありません。理由は単純で、これらは文庫で出てはいないからです。 これまでも何度かここの日記で言及してきた『ライトノベル「超」入門』では、ライトノベルというのは、時代に応じて、そのときの読者に受け容れられるよう、さまざまなジャンルの要素を取り込んできたものであり、そうした「手段」こそがライトノベルを規定するものだ、と書かれています。文脈的に、この「手段」は作家自身における手段、と読めるのですが、これは小説の内容だけにとどまらず、パッケージ全体にい

    うさ道 - 2007-09-27 - 『図書館戦争』はライトノベルか
    mizunotori
    mizunotori 2007/09/28
    読者層基準説。
  • 自分のカラダに興味ない性転換キャラはいません - うさ道

    覗きをしない透視能力者はいない。 ある日突然、透視能力を身につけた少年。悪意をもってすれば、様々な悪事に利用できる力だ。だが彼は、その力を世のため人のために役立てることを考える。覗きひとつすることなく、彼は悩み苦しむ人々のため、己の能力を用いるのであった―― んな奴いるか。 人知を越えた力を手にしておきながら、一度たりとも悪用を考えない人間などいるわけがない。ましてや真っ先に思いつく悪用法が「覗き」であるならなおさらだ。覗きほど、実行へのハードルの低さに比して、実行者が満たせる満足心が大きいものはない。ゆえにそれをノーリスクで行える透視能力者においては、むしろ覗きをしない理由がないのである。「透視能力→覗き」、これはもはや、人間に遺伝子レベルで刻まれた生物としての不文律であり、ゆえに透視能力者は少なくとも一度は必ず覗きをしなければならないとすらいえる。 そのへんをきちんと描いていたのが「エ

    自分のカラダに興味ない性転換キャラはいません - うさ道
    mizunotori
    mizunotori 2007/08/04
    「うんこしないアイドルはいません」みたいな複雑な気持ち。
  • 2007-05-29

    ガガガ文庫、とりあえず新人賞の2作を読んだんですが。 マージナル (ガガガ文庫) 作者: 神崎紫電,kyo出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/05/24メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (64件) を見る学園カゲキ! (ガガガ文庫 や 1-1) 作者: 山川進,よし☆ヲ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/05/24メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (52件) を見る ここまでひどいとは思わなかった、というのが正直な感想です。 いや、単純な作品単体での話をすれば、世の中この2作より出来の悪い小説はいくらでもあります。2作ともさほど無理なく*1話が展開できていることを思えば、良く出来ている*2といってもいいでしょう。ここで言いたいのは、むしろその「出来の良さ」が問題であるというような話です。 重要なのはこの2作が、

    2007-05-29
  • うさ道 - ブログ雑感

    ブログというのは、簡単にいろんな人に見てもらえたり、いろんな人とのつながりを持つことができたりして、それはいろいろな人の考えを知ることができるという意味では非常に良いことなのだけれど、一方でそのことに自覚的でないと、あまり面白くないことが起こったりします。 自分がイメージしているのは、ちょっと込み入った、分析や考察記事を書いたとき。そうした文章はよく、議論の的になったりするわけですが、そこで問題になるのは、読み手と書き手の知識・理解レベルが大きく異なる場合がある、ということです。いま、自分が書いた文章は、なにも知らない素人が読むかも知れない一方で、その道のプロが読む可能性だってあるわけです。その結果、解釈以前の知識レベルでいろいろと問題が起こったりします。 まあブログなんだし好き勝手に書けばいいじゃん、とは自分も思いますが、明らかな事実誤認とか、この人実はあまりよくわからずに書いてるのね、

    うさ道 - ブログ雑感
  • うさ道 現在時点でのライトノベル系各新人賞の「当たり年」

    雲上四季 - ラノベのヴィンテージを探せ! 平和の温故知新 - ヴィンテージの年とアニメ化の話 個人的には、新人賞全体を通して「これだ!」といえる年は今のところ見あたりません。年ごとの当たり外れはもちろんある程度はあるでしょうが、その中で突出してこの年、といえるほど目立つ年は、少なくともリストを眺める範囲ではないように思います。まあ、これだけ新人賞があるんだから当然といえば当然ですし、影響力という点では、豊作だったか否かより、作家単位、作品単位で見たほうがいいとも思いますし。 ただ、全体としてではなく、各新人賞単位なら「この年が一番の当たり年!」というのをある程度絞り込めるのではないかと思いました。ということでまとめてみたのが下のリストです。 基準としては「現在でも作家として活動している人が多い」というのを基に考えました。もちろんその中で売れている(売れた)作品を書いた人がいればその分ポ

    うさ道 現在時点でのライトノベル系各新人賞の「当たり年」
  • 不用意に「オタク」とか書くのはやめたほうがいいんじゃないの、という話 - うさ道

    http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20061006/1160141129 http://blog.livedoor.jp/m_s_r/archives/50698743.html 「人は」ではなく「オタクは」とあえて限定しているからには論者は「布教したがるようなメンタリティを(非オタクに比べて強く)持っていること」がオタクの条件のひとつと考えているわけで、となるとその基準に当てはめればライトノベルはガンガンに読むしエロゲーもやるし同人誌漫画も買うし何よりこんなところ(はてなダイアリー)でだらだらと考察やらなにやら書いている、けども別に自分の好きなものを布教したいとか思わない自分はオタクには入らないんだろうなあ、とか思った。 オタクなんて実体のはっきりしていないものの最たるもので語るには相当な慎重さが必要になるはずなんだけどもそういうのあんま気にならんのかな

    不用意に「オタク」とか書くのはやめたほうがいいんじゃないの、という話 - うさ道
    mizunotori
    mizunotori 2006/10/09
    思いつきを片っ端から書いてしまう俺みたいな人がいて、こうやってツッコミをくれる人もいる。それでバランスはとれているんじゃないかな。
  • うさ道 - ライトノベルと奇書と言葉の定義の話

    なにやらちょっとした盛り上がりを見せている(た)こちら周りの話題について。 問題だった点としてはこちらやこちらで言われているとおり、未定義のものについて未定義のまま語ろうとしたしたことでしょうが、私が感じている限りこういった問題は今にはじまったことではありません。「定義されていない(できない)」と言われながらも、そのことに無自覚なまま「ライトノベル」という言葉が濫用されている(ように見える)現状に、私はしばしば矛盾しているような印象を受けていました。それでもその表面部分で遊んでいる間は大した問題は起こりませんが、今回たまたまその内面に一歩踏み込んだために問題が噴出した、ということだと私のほうでは認識しています。 基的に何を書いてもいいブログという媒体では、しばしば思いつきがそのまま記事になったりします。時にそのほうが面白い記事になることがあるのは事実ですが、同時にそうした記事からは「アッ

    うさ道 - ライトノベルと奇書と言葉の定義の話
    mizunotori
    mizunotori 2006/09/16
    「ミステリ三大奇書の性質から「三大奇書の条件」というものを考えて」というのは誤解に近い。ミステリ三大奇書はあくまで発端。
  • うさ道 [雑記]SFファン交流会参加レポ(前編)

    SFファン交流会の7月例会に参加してきました。今月は作家の新城カズマ氏をゲストに迎え、「『ライトノベル「超」入門』を語る」ということで、についての補足や裏話を数多く聞かせていただきました。単純にお話として聞いていて面白く、参加してよかったと思える会となりました。 以下、簡単ではありますが会の様子をレポートしたいと思います(内容については筆者に文責があります。誤りに関する責任は筆者に帰するものであり、新城氏ならびに会の関係者とは無関係です)。 会では「ライトノベル『超』入門」(新城氏の周囲ではこのは「ノベ超」と略されているそうです。以下当記事でもそれに倣います)の各章のタイトルと小見出し、2章のキャラ類型解説をまとめたレジュメが用意され、の内容を頭から追っていくという形で進められました。 まえがき ノベ超が出版された理由としては、新城氏が代表取締役を務めるエルスウェアが日経BP「ライト

    うさ道 [雑記]SFファン交流会参加レポ(前編)
    mizunotori
    mizunotori 2006/07/16
    ノベ超って、シベ超みたいな?
  • うさ道 - ラノリン杯雑感

    2005年ラノリン杯(試験用)の結果が出たようで。 言うまでもないことですが、人気投票というのはレギュレーションによって大きく結果が変わってきます。同じものを対象とした投票でも、やり方を変えれば全然違う結果が出たりするわけで、その意味では単なる結果以上に、その結果からどのようなことが読み取れるかを分析することが重要になります。 もっとも、それ以前に今回の企画は一種のお祭り的な側面があっただろうと思いますし、あれこれ言うのは野暮なことなのかも知れませんが、今回は試験用とのことですし、今後の参考になればという意味も込めて、少々分析したり私見を述べたりしたいと思います。 ……と、いうことであれこれ書こうと思ったのですが、どうやらこの企画、「ライトノベルリングに登録しているサイト管理者」以外も投票できたようで。となるといよいよ投票者にはほとんどなんの共通点もないということになり、必然的に分析もでき

    うさ道 - ラノリン杯雑感
    mizunotori
    mizunotori 2006/06/20
    祭りを盛り上げるという方向性なら考える余地があると。
  • 2006-05-26

    http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20060526/p5 の理念に深く同意。 結局のところ、ライトノベルを巡る議論というのはほとんどすべて、個々人のライトノベル観を戦わせ、事実と照らし合わせたときにどちらにより妥当性を見いだせるか、というのを模索していく作業だと思います。 たとえば「『源氏物語』はライトノベルか」という問題に対する答え方ひとつとっても、その背景にはその人が、「ライトノベル」をどのようなものとして位置づけているか、ということが透けて見えます。そしてそれに対して「違うんじゃない?」と投げかけることは、「あなたのライトノベル観ではそうなるのかもしれないが、私のライトノベル観ではそうはならない」と表明することに等しいわけです。 もちろん多くの物事は人によって見方が違うため、最終的に「人それぞれだよね」で済ませるしかない場合も多々現れるでしょう。しかしながら

    2006-05-26
    mizunotori
    mizunotori 2006/05/27
    「『ライトノベルがオタクコンテンツ』とかってある意味超カッコイイフレーズですよ」ある意味じゃなくてもかっこいいこと言いたいよ…
  • うさ道 -返信

    http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20060523/1148393972 気になったところだけ簡単に。 >点数の増加は粗製濫造を招く >点数の増加は粗製濫造を招く危険性がある 表現は違いますが言いたいことは同じです。要するに、刊行点数を増加させようと思ったら、必然的に粗製濫造の可能性と向き合わざるを得なくなる。そしてそれは、気をつけてどうにかなるようなものではない。そういうことです。 気をつけてどうにかなるようなら「この世から粗製濫造なんてものは消えてます」。ご自身で書かれているように「現場にいる編集者の方でさえ、どう指導すればいいのか分からない」のであれば、「粗製濫造が起こらないように気をつける」こともできないはずではないでしょうか。*1 読者のキャパシティ云々の話については了解しました。ただ付け加えとして、私はライトノベルの消費構造のあるべき姿について考

    うさ道 -返信
    mizunotori
    mizunotori 2006/05/25
    ここらへんで終わりかな。