仕事を読み解く キーワード 日々どのように仕事に取り組んでいるか? 現場ではたらく社員の声をご紹介します。
コンプライアンス重視や残業代支給もいいけれど、がむしゃらだったあの頃が懐かしいーー。今もなおライブドアに勤務する現役社員が語る、ライブドア今昔物語!! 堀江貴文元社長ら旧経営陣が逮捕され、平松庚三氏が代表に就任して約1年、株式の上場廃止や子会社の売却が続き、もはや解体は不可避ともささやかれるライブドア。世間の風当たりも厳しい中、なおも同社で働く3000人弱の社員は今、何を思うのか? 男性社員A(以下、A) ライブドア(以下、LD)って、世間の目には「終わったも同然の過去の会社」と映るようですけど、今でもちゃんと給料をもらってる身としては、複雑な気持ちです。 男性社員B(以下、B) ポータルサイトの広告営業チームも、事件から昨年6月ぐらいまでの間にほぼ全員辞めたしね。でも、その後みんな結構いい会社に転職してるんだよね。 A もともと優秀な人が多かったですから。もっとも事件後は、ネットビジネス
常識破り、型破りの発想をもったクレイジーエンジニアを紹介する第9回は、石井裕マサチューセッツ工科大学(MIT)教授を紹介する。直接手でデジタル情報に触って操作できるインターフェース研究で世界をあっと言わせた「タンジブル・ユーザーインターフェース」はいかにして生まれたのだろうか。 アメリカのMITといえば、約60人のノーベル賞受賞者を輩出してきた世界トップクラスの研究実績を誇る。ここで10年以上にわたって教授を務めてきた日本人がいる。石井裕氏だ。所属するメディアラボは、パソコンの父として知られるアラン・ケイの言葉「未来を予言するベストの方法は、自らが未来を作り出すこと」をスローガンに、メディアテクノロジーのもたらす未来を描き出す研究を続けてきた。約30人の教授陣には、人工知能の権威であるマービン・ミンスキー氏ら、各分野を代表する研究者が名を連ねる。95年から教鞭を執り始めた石井氏は、その革新
いま、現場で求められているキャリアやスキルは、どんなものだろうか。本連載では、さまざまなITエンジニアに自身の体験談を聞いていく。その体験談の中から、読者のヒントになるようなキャリアやスキルが見つかることを願っている。 グーグルでソフトウェアエンジニアとして働く工藤拓氏。現在の業務は日本語の検索結果の質を向上させることだ。奥が深く難しい仕事だが、工藤氏はマイペースで取り組んでいるように見える。悠然と構えるのは天性なのかもしれないが、長年培った高い専門能力からくる余裕もあるのだろう。おっとりしているようでも、機会を見つけて俊敏に行動する勘はとても鋭い。 ■検索結果の精度を高める 分からないことがあれば「ググる」。あえて説明するのもやぼだが「Googleで検索する」ことをいう。ネットを使う人間なら、「ググる」のは日常茶飯事だろう。検索エンジンGoogleは、名前が動詞になって定着するほどの地位
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