「批判的メディアの購読料停止」「番組素材の提出命令」――ドナルド・トランプ政権の対メディア攻勢が激化している。 ホワイトハウスの報道官は2月5日、連邦政府による政治メディア「ポリティコ」への購読料支払いを停止すると表明した。 連邦政府による購読料支払いを巡っては、ほかにもニューヨーク・タイムズなどのトランプ政権に批判的なメディアが次々と標的にされている。 また、通信放送を所管する米連邦通信委員会(FCC)は、米4大ネットワークの一つ、CBSの看板番組「60ミニッツ」が、米大統領選最終盤に行った民主党候補、カマラ・ハリス前副大統領のインタビュー素材の提出を命じ、同局は2月5日、これに応じた。 CBSは、このインタビューを巡ってトランプ大統領が起こした100億ドル(約1.5兆円)の請求訴訟で、和解交渉に入ったとも報じられている。 やはり米4大ネットワークのABCは、トランプ氏からの訴訟で、1,
