「梅雨晴れやところどころに蟻の道」 これは正岡子規の作だそうです。しかし、この道は蟻の行列のことみたい。 きょうの「蟻の道」は、ツバキの銘花「玉之浦」の根元につづく粒々の土でつくられたもの。まず写真を見て下さい。蟻が巣穴から運び出した土が長く道のようにつながっています。 よく見ると、この道のところどころに巣穴があいていました。子供のころに見た蟻の巣は、巣穴のまわりに円状に粒々の土が盛り上がっていた。そして時々、餌を運ぶ蟻がその土に足をとられて苦労していることがありました。 だから、このように線状に土を盛り上げておけば、餌の運搬が楽々。その意味で、ここには相当進化した蟻がいるのかも知れません。蟻は飴色で小型のもの。このような巣をつくる蟻が多いのか。玉之浦には害はないのか。色々と疑問が湧いてきます。 これまでこのブログに登場する蟻は、ここにありますが、あくまでもアブラムシの補助者だったり、ここ
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