吉村医院(よしむらいいん)は、愛知県岡崎市にある産婦人科の有床診療所。自然分娩の医院として知られる。2022年3月に吉村医院あさひ産婦人科に名称変更した[1]。 概要[編集] 1928年、乙川の殿橋付近で診療所が開院。戦後、柱町に移転し、1961年に吉村正が2代目院長として引き継いだ[1]。 自然分娩を目標とし、現代の産科医療に協調しながら、予防医学的な診療方針をとっている。かつては妊婦が薪割り、スクワット、拭き掃除などで体力を維持して出産に備える方法を行っていた[2]。 昔ながらの労働をして、自らの手や足を動かし、心を整えて、難産を防ぐこと、産前ケアが特徴。前院長の時代の出産データ(2004~2006年)によれば分娩数 910件、うち吸引分娩 0.7%、搬送率 6%と他院への高率な搬送が発生していた。なお、全分娩件数のうち帝王切開率3.4%(吉村医院では帝王切開を実施せず、搬送先での実施