発芽玄米は、1998年に信州大学農学部が民間会社との共同開発に着手され、発芽玄米の持つ多くの成分と各種の効果が話題になり、このての商品としては、爆発的ヒットとなっている。この発芽玄米は、玄米の豊富な栄養素に加え、発芽させるエネルギーが、新たな機能成分を生み出すと言われている。これは、酵素が活発化する事で生み出される。では、詳しく検証したい。 1)γ-アミノ酪酸(ギャバ)が、発芽させる事で大幅に増える。 γ-アミノ酪酸(ギャバ)は、血圧降下、高血圧の抑制、改善、予防。神経の沈静。中性脂肪を大幅に抑え、改善・予防する。肝臓の働きを活発にし、利尿作用を促す事で、過剰な塩分を体外に出すなど、大変注目された、栄養素だ。このγ-アミノ酪酸(ギャバ)が、白米の5倍、玄米の3倍含まれる。 2)3章で書いた、フィチン酸(イノシトール6リン酸)がフィターゼと言う酵素の働きで、ミネラルとの結合がとれ、ミネラルと