「漫画の長さ」というと多くの人は「単行本の数」で測る。 もう少し細かくなると「ページ数」で数える。単行本のページ数は出版社、作品によって一定でないことがあるからだ。 別の観点からは、「連載期間の長さ」から測ろうとする人もいるだろうが、これは置いておく。 今の漫画は一つ一つのコマが大きいものが多い。1ページ一コマ、見開き2ページで一コマなんて見せ方は普通だ。 1週連載20ページとして1ページ平均6コマ描いて120コマの漫画と、1ページ平均4コマの計80コマの漫画では、同じ20ページに詰まっている情報量に大きな差ができているのは自明だ。 よって「漫画の長さ」の正確な数え方として、単行本数やページ数とともに、コマ数で数えることを提案したい。