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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tsugo-tsugo (16)

  • お菓子贈与論 - Ockham’s Razor for Engineers

    私の実家には、祖母あたりの代からちょっとした機会があるとすぐ、お菓子を人にあげる習慣があります。その量がまた結構多くて、イベントによりますが実家に寄っただけで1500円〜3000円ぐらいのデパ地下お菓子の詰め合わせがどかーんと。お煎とかおかき、チョコレートだったら20〜30個の詰め合わせがどーん。で、たいがい家だけでは消費しきれないので、私は職場とかにそれをまるごと持っていってどんどん人にあげるようにしています。これを続けていると何が起きるかというと、しばらくすると職場の人からもお菓子をもらうようになります。もともと私のいる業界は出張が多く、たいがい出張先で同僚とか先輩が買ってきてくださるようです。出張先で、職場の同僚のことを思い出して菓子買うのって、(義務だと思わなければ)悪くないもんですよ、案外。ちなみに、バレンタインデーのことを私自身は空中散布と呼んでいて、やっぱりそれを機会に職場

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    mobanama 2012/02/29
    "バレンタインデーのことを私自身は空中散布と呼んでいて"
  • ピアノを弾くように微分積分を解く - Ockham’s Razor for Engineers

    わたくしは高校時代、数学がどうしてもわからず、テストもどうにも点が取れず5段階評価で、1をとったことがあります。…今の仕事は、毎日、現在の製品の挙動を説明する物理モデル、もしくは将来の製品に搭載できる程度の数学と物理モデルを構築するのが仕事です。製品で扱う程度のモデルとゆーのは、それほど複雑なものではありません。あまりにも複雑になると製品のキャパを超え、実用的ではないからです。たぶん、せいぜい学部の数学と物理がきちんとわかってればOK、ぐらいのレベルだと思います。むかしむかし、あまりにも数学がわからず、高校二年生のとき、どうやったら数学ができるようになるんでしょうか、と数学の先生に泣きついたことがあります。先生「教科書レベルの練習問題が載っている薄い問題集を買ってきて、毎日5題解きなさい。」…えっ、たったこれだけ?それじゃ小学校や中学校と変わらないじゃないですか。先生「数学は慣れです。いい

    mobanama
    mobanama 2011/07/19
    私はそれに近い方法(数Iの副読本で与えられた問題集を繰り返し繰り返し解き続けた)でとりあえず大学には入ったけど、大学で落ちこぼれたw
  • 好きじゃないほうがうまくいく、こともある - Ockham’s Razor for Engineers

    研究テーマの話です。正直、いまのテーマは好きじゃないです。どうでも、いや仕事上はどうでもよくないですが、嫌いどころか、そもそも、興味なかったです。まだ「嫌い」っていうのは、好きの反対で、ネガティブな関心があって、ネガティブなエネルギーが、相手に沸いて、難癖付けたくなるぶん、「興味が無い」よりマシです。好きでもない、嫌いですらない、興味がそもそも無い。そういう相手は、ちゃっちゃと成果を出して仕事を終わらせようとします(私の場合)。なので、かえって要点だけをおさえつつ、感情移入もなく、ばっさばっさと論理を積んで仕事をするので、案外高速に成果が出ます。会社的には短期間に、ある程度の成果がでちゃうので、こんなにありがたいことはないのですが(人は単に仕事だと思っている)。最近気づいたのは、生半可に研究テーマに愛情があると命題のリストラができない、妙に限界はこんなもんだ、もしくはもっとできるはず、と

    mobanama
    mobanama 2010/09/15
    "生半可に研究テーマに愛情があると命題のリストラができない"なるほど。目的研究だったりすると、さらにその意義は大きくなりそうだな。
  • ラボについて - Ockham’s Razor for Engineers

    私なんかは、入学後に複数のラボをさまよった人間なので、ラボの探し方というか、こういうラボがお勧め、こういう教授(PI)がお勧め、という話を書きます。研究者として脂がのっている時期かどうか年齢で言うと30代後半〜50代前半ぐらい、グラントも持っていて、研究者として売り出し中、業績をガンガンだしている先生。50代後半〜60歳ぐらいだと、もうその分野の大家になってしまっていて、研究と言うよりは、その学科のネームバリューを高めるような講演活動、執筆活動に忙しかったりします。勿論人によって「脂がのっている時期」はずれるので一概にいえないんですが、そのへんは経歴をWebでよくチェックされることをお勧めします。グラントの状態を把握する自分の在学期間とは、全く別のタイミングで教授が持っているグラントの期間は決まるので(2,3年、長い場合は5年間)、躊躇せずに訊いてみることをお勧めします。ラボのメンバーの構

    mobanama
    mobanama 2009/05/02
    "アメリカの大学院は、こちらからサインを出さない限り、基本的には本当に何もしてくれないし、ほったらかされる*1ので"基本的にはアメリカに限んないと思うが、最近は違うのかな。
  • AWESOME FUTURE - Ockham’s Razor for Engineers

    On Off and Beyond: 海外で勉強して働こうふむふむ。留学するという発想自体はいいと思うんですが、むー、おこがましいけど、一言言いたい。留学前に、是非やってほしいことがあります。それは、現在のキャリアに留学というトンネルを通して、自分がそのトンネルの先を進むと、将来はこんないけてる人材になる!、どころか、将来自分はこの分野についてこんなに貢献できる人材になるよ!という明確なキャリアイメージを作ることです。これがないまま、ぼんやり海外に行くのはお勧めできません。

    mobanama
    mobanama 2009/04/29
    "彼らは時代の勢いがある場所を探すために、日本だけにこだわらず海外に行ったほうがいいよ、いやせめて海外に行って目を養え、と言いたいんだと思います"なるほど。"ご利用は計画的にね!"も含め良い縁鳥かとおもた
  • 2009-04-12 - Ockham’s Razor for Engineers

    教授との相性で私のサイトに来る人が結構いらっしゃるのでちょっと言及。私は担当教授が2年間で実質2回ぐらい変わってます。最初の教授A先生は理論系の先生で、私は理論の成績があんまりよくなかったので、研究テーマをくれなかったのです(非常にシビアです)。それで半年ぐらい、B先生のところで研究を手伝ってて、そのめどがついたのが去年の7月ぐらい。去年8月ごろ、今の担当教授が「おまえ計測得意やろ、わしがRA出すでー、うちで実験やらん?」と誘ってくれて今に至ります。このように、ふらふら学生がラボを異動してもやっていけるのは、BUには音響学だけで教授が10人ぐらいいるからです。日だとどうなんだろう、こーゆーことは可能なんだろうか。でも学生が思っている以上に、学生には柔軟性と色んな能力があって、今いるラボで使いものにならなくても、他のラボで使える人間だったりすることはよくあるので、あんまり気にせずにふらふら

    mobanama
    mobanama 2009/04/12
    "教授という生き物はよく見ているとわかりますが、きほん激務で、彼らが意思決定しなければならない事項は半端なく多く、怒りっぽくて忘れっぽい"
  • 留学が無事に終わりそうなので - Ockham’s Razor for Engineers

    ちょっと今までのことを書いてみる。まず人のやる気が大切。なにかやりたいことが出来たら、実現可能かどうか周りに訊いてみるのがまず最初にやること。たとえば子供のとき、私は天文物理学の研究者になるのが夢だった。誰かガイドしてくれる人がいるとありがたい。若い、どころか小学校ぐらいの幼いときは、自分の漠然とした目標を達成するための手順と難易度を、回りの大人に教えてもらう必要がある。一方で、人間は20をすぎてから、結構妙なところで化けたりするから、学問に関しては、高校ぐらいで「この辺でもうやめとけよ」って言うのは大人の余計なお世話だと思っている。学部でたいしたことなくても、大学院で化けるなんてざらだ。でもとにかく、自分をガイドしてくれる大人がそばにいることが、環境のひとつだと思う。私には25ぐらいまで、そういう人はあんまり周りにいなかった。気づいたら天文物理学と研究者になる夢はどこかにいって、計測器

    mobanama
    mobanama 2009/04/10
    良い例であり良い「ガイド」。
  • 3S - Ockham’s Razor for Engineers

    これは正直同じ日人として、非常に恥ずかしいことなので、書こうか迷ったけど書く。仲のいい先生から言われたので、彼は「お前はこんな研究者になるなよ」というつもりで言ったんだと思う。昔アメリカ音響学会で、その先生はあるセッションのレフェリー、司会をしていた。そのセッション中には日人研究者(多分日では地位が高い)もいて、彼らの番になった。すると、日人研究者とその弟子が徒党を組んでやってきて、弟子共は一番目の前の席を独占。一言も喋らない。スピーカーである研究者はOHPのスライドも用意せず、いきなり数式をホワイトボードに羅列し、聴衆から背を向けたまま、数式で話し続けること10分。そこにいたレフェリーと聴衆は呆然。彼らが一体何をしているのか、まったくついていけない。見るに見かねたレフェリーだった先生が、「あなた、一体何を話に来たんですか、説明してもらえませんか」と質問したところ、スピーカーは真っ

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    mobanama 2009/03/31
    "それでも仲良しってとこが、ひじょうにカラっとしていると思います"いいよなあ、それ。
  • ワイブル分布でモデル化するイケメンの分布仮説 - Ockham’s Razor for Engineers

    数式全開ですよ。数式部分はスキップしてもらってかまいません。ご意見、歓迎します。ちなみに機械工学といっても、昨今はナノスケールの物性を研究してる人や、MEMSなんぞもありますので、学科というよりは研究で扱うスケールや抽象度でを決定していただくとよろしいかと思います。ワイブル分布の累積分布確率密度関数はで与えられる。は時間、ここでは人間の年齢とする。の値が1より大きくなると、確率密度関数の山が現れ、が大きくなるにつれ、シャープに高くなる。は理系の人間がいつおじさん(オヤジ)化するかを表す頻度、もしくはイケメンがどの年齢に多くいるかをあらわす。は、おじさん化する確率の累積値なので、40歳を超えるとになる。つまり、40すぎたらいくらなんでも100%おじさんであろう、と仮定する。なお、理系の女性はサンプル数が少ないため、確率モデル化が困難だと判断した、ということにしておく。でもよく考えたらエンジニ

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    mobanama 2009/03/29
    でも確かに工学系より理学系の方(てゆーか現実との距離が大きいオタク度の高い方)が「おじさん」化は遅い気がする。いいのか悪いのか。
  • 結局ただしイケメンに限る - Ockham’s Razor for Engineers

    自分で言及。id:tsugo-tsugo 殆ど男子校の機械工学科は、さわやかなイケメンが多くて(ただし就職前に限る)いい意味で体育会系のノリがあって(てゆーか男くさいわ)、個人的に女子のみなさんにお勧めです。うんうん、お勧めですよ特に機械工学科。身内びいきみたいですけど。経験上、なぜかこの学科だけはスポーツやってる人が多くて、からっとしたすれてない人が多いし。昔、技術営業をしていて同僚と「かっこいいお客さんとかいる?」って話になって(何このスイーツ馬鹿話)、でもあんまりいないんです、残念ながら。いるにはいたんですけど、「こーさわやかでー、回路設計とかすっごく詳しくてー丁寧に教えてくれて、超素敵な人いますよ*1」と言ったら、お前の男の趣味はおかしいと批判されるし。ふつう、自分の好みにさわやかイケメンと回路設計は足し算しないものらしい。そのへん、大学だと仕事に疲れてないし、体育会系のノリで研究

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    mobanama 2009/03/27
    "物が小さくなるor抽象度があがるとイケメン率が下がって、オタ度があがる"イケメンとオタクはトレードオフの関係なんだろうか(´・ω・`)。[一般論としてはそうかもと思ってしまう自分が憎い]
  • 閑話休題 団子鼻から団子鼻が出てきたでござるの巻 - Ockham’s Razor for Engineers

    これ研究関係ない…Inspired by はてなブックマーク - Looks cute, Looks weird - 2009年3月19日

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    mobanama 2009/03/20
    おいw
  • 巣を作るのが得意です。 - Ockham’s Razor for Engineers

    研究者どうこうというより、ただのtsugo-tsugoの生態を探る描写になってるような。一度スイッチがはいると、もうなんか、いすから上半身ずれちゃって、ものすごいひどい姿勢になっても止めない。とにかく、体力の限界を感じるまでやめない。そしてあたりをちらかす。ポテトチップスをべる。お茶を飲む。そして書く。

    mobanama
    mobanama 2009/03/14
    "研究者どうこうというより、ただのtsugo-tsugoの生態を探る描写になってるような"同感w
  • うまくいく実験、うまくいかない実験 - Ockham’s Razor for Engineers

    最近考えていること その2結論が出てない話ばっかりですみません。もう一個気になることがあって、時々考えていることがあります。最近はデータ処理や解析ばっかりで、計測からやや離れているんですが、ちょっと気になることがあります。うまくいく実験とうまくいかない実験ってありますよね。最近、「あ、これ多分ダメだわうまくいかないわ」と感じた実験現場に遭遇しました。これがきわめて直感的な感触で、自分のなかでうまく説明ができません。機械工学に偏っている箇所がありますが、うまくいく実験は、すこし、説明できます。実験者の頭のなかに、あらかじめ大雑把な結果の予想図がある実験者に質問をしたとき、なぜこういう設置、設定をするか「わからない」箇所が無いその実験設定をするに至ったロジックに、一切粗雑な箇所がないセンサや装置の配置、寸法の測り方がものすごく細かくて丁寧計測ノイズになりそうなものを、可能な限り排除したか、努力

  • あのうまくいえない喪失感 - Ockham’s Razor for Engineers

    なんか主張がよくわかんないけど、日語は無くなったほうがいいと思う人は、一度海外で、日語が喋れない環境に1,2週間ぐらい飛び込んでみるといいと思うよ。ときどき、むしょうに母国語を話したくなる、でも話したところでそれを解する人は周りに誰一人いない、辛いということすら全部第二外国語で言わなきゃいけない、声にしたい、でも声にすらならないあの気持ち。自分の語学力がたりなくて、自分が何者であるかすらうまく説明できない、議論でとっさの一言が言い返せない時、ものすごい喪失感と劣等感に襲われる。でも、やっぱり自分の言いたいことは全て第二外国語で、恥ずかしくても、がんばってひどい文法でも、ひどい発音でもとにかく喋るしかない*1。BUに入学した直後は、まさにそんな感じでした。また一方で、アメリカには、母国が政情不安だったりして仕事当に無くて、母国には帰りたくても帰れない、とにかく第二外国語である英語を使

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    mobanama 2009/02/19
    "なんか主張がよくわかんないけど、日本語は無くなったほうがいいと思う人は、一度海外で、日本語が喋れない環境に1,2週間ぐらい飛び込んでみるといいと思うよ"
  • 学会とかで質問者が語りだして止まらなくなったら、 - Ockham’s Razor for Engineers

    一通り話したいだけ話をさせたあとに、「あなたのような研究者にお会いできて、私は非常に光栄です」と切り替えす。原文は、I am very happy to see you.うーん。これ、使いようによっては慇懃無礼だよね。

    mobanama
    mobanama 2009/02/14
    "一通り話したいだけ話をさせたあとに"そうなる前にどうかしたいんでないのか普通w
  • 音響はまだわかってないことが多いので - Ockham’s Razor for Engineers

    30年スピーカーを作ってらっしゃる職人さんだったら、なにか我々工学屋が知らない現象を掴んでいるかもしれない。と断った上で、http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090119/teragaki.htmTeragaki-Labo、「認識されていなかった音波を出す」スピーカー−294万円の「寺垣スピーカー」。物質波で遠くまで伝搬 それ、何がうれしいの?「深夜に聞こえる時計のゼンマイの音」など、小さな音が離れていても聞こえる経験ゼンマイの音がどういう周波数特性を持っているかは知らないけど、一般にSine波に近い、単色の音、シンプルな音は、小さい音でもなかなか減衰しないで、空中を伝わりやすいです。また、人間は自分が気にしている音を、無意識のうちに増幅したり、ほかの音と識別して聞き分けることができるので、単純に音が遠くにあって小さいからよく聞こえなくなるはず、とは限

    mobanama
    mobanama 2009/01/22
    音響工学の研究者でも"オーディオはほんとにトンデモが沸いてるので、時々見る度にどれが本物で偽者か見分けるのに、自分を試されている気分に"なるという素晴らしきオーディオの世界。
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