こくぼしんじです。 今回は人気作品「進撃の巨人」の創作手法である、絶体絶命の状況から物語を動かす手法についてお話いたします。主人公の夢や目標で大ボラを吹けないなら、現状打破そのものが夢物語になるほどの破滅的状況を設定してしまおうという方法です。 そして、約20回に渡って続けてきた創作手法をお話する『それゆけ!ライターズ』。突然ですけど、今回が一応の最終回です。 最終回にふさわしく、なおかつ、次のシリーズへの導入となる……っておい、最終回じゃねえのかよ! って感じですが。まあ、それは後ほど。とりあえず、行ってみましょう。 これまでのそれいけ!ライターズはこちら 「猪木算」「本宮算」だけじゃない!? もうひとつの究極作劇法。 「最初に主人公の口から大ボラをブチまけて、その大ボラを実現する過程を物語にする」 上は、前回までで紹介した猪木算、および本宮算の「核」ともいえるコンセプトでした。 ……な
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