熊本市議会でかぜを理由に、のどあめを口に含んだまま質疑をした緒方夕佳議員が出席停止処分を受けた問題で、熊本市の市民団体が「懲罰は法や規則を恣意(しい)的に解釈したものだ」などとして、市議会に対し詳しい説明を求める公開質問状を、9日提出しました。緒方議員はNHKの取材に応じ、「出席停止処分は非常に不当だ」と述べて、市議会の対応を強く批判しました。 その後、市議会の議会運営委員会が謝罪を求めましたが、緒方議員は「聞き苦しくならないよう薬用のどあめをなめていただけだ」と謝罪を拒否したため、緒方議員は出席停止処分を受けました。 この問題について、緒方議員はNHKの取材に応じ、「振り返ってみると、今回の問題は、のどあめをなめたかや謝罪をしたかどうかではなく、男性優位の地方議会で女性が現状を変えようとする中で起きた出来事だ」と述べました。 また、この問題で議会がおよそ8時間、中断したことについては「非
熊本市議会での騒動を受けて龍角散が10月5日夕方に投稿したツイート。「場面に応じた商品があることを紹介したい」という思いだったという=龍角散の公式ツイッターアカウントから引用 「『のど飴(あめ)』より小粒だから、舐(な)めてても喋(しゃべ)れる!」。喉あめで知られる龍角散(東京都千代田区)が公式アカウントで投稿したツイートが話題となっている。 投稿は熊本市議会であった騒動を受けてのもの。先月28日、緒方夕佳市議が「体調を崩しており、せきなどで迷惑をかけないように」と喉あめをなめながら質疑をしたことで、定例会本会議が約8時間にわたって中断。本人を除く全員の賛成で懲罰動議を可決し、緒方市議は議場から退席させられた。この際、市議会議長の「何か口にくわえていますか」の問いかけに、緒方市議が「『龍角散のど飴』をくわえています」と返答して議会が紛糾する映像が繰り返しニュース番組などで放送されていた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く