「日本VSホラー」。4月14日~16日の北米週末興行収入ランキングを一言で言うのなら、そういう言葉がふさわしいのかもしれない。先週に続き、第1位は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。3日間で8700万ドルを記録し、アニメーション映画の2週目の興行成績として、再び『アナと雪の女王2』(2019年)を抜いて史上最高の数字となった。 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のすさまじさは、どんな大作映画であれ、だいたいは2週目の下落率が大きくなる傾向の中、前週比-40.6%という粘りを見せた点にある。特にスーパーヒーロー映画やホラー映画の場合、2週目の下落率は-60%以上となることもザラで、これは公開初週に映画館を訪れる熱心なファンが興行を支えていることを意味する。これに対して「-40.6%」という数字は、いかに本作が新しい観客を招き入れているかの証左と言えるだろう。 『ザ・スーパーマ
興収100億円超え作品が4本を数え、年間興収(2131億円)は歴代最高(2019年)の8割まで戻した2022年。景気のいい話題に沸いた昨年の映画界だったが、今年は正月興行から長年の課題が浮き彫りになる出足になった。 昨年12月からの2023年正月興行では、昨年に引き続き「好調な邦画アニメ」と「低迷する洋画」という対照的な構図になった。 『THE FIRST SLAM DUNK』はすでに興収110億円を突破し、最終120億円超えさえ見込まれる勢いを見せているのに対して、100億円が期待された『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、前作『アバター』(156億円/2009年)の3分の1以下となる42億円にとどまり、ブラッド・ピット主演の大作『バビロン』も大コケの様相を呈している。 この20年来続く日本映画市場の課題であった洋画人気の低迷と洋画ファン人口の減少が、コロナでより拍車がかかっているこ
(-)映画ドラえもん のび太と空の理想郷東宝 1週目[監督]堂山卓見 [出演]水田わさび/大原めぐみ/かかずゆみ(-)なのに、千輝くんが甘すぎる。松竹 1週目[監督]新城毅彦 [出演]高橋恭平/畑芽育/板垣李光人(1)THE FIRST SLAM DUNK東映 14週目[監督]井上雄彦 [出演]仲村宗悟/笠間淳/神尾晋一郎(2)ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ東宝/アニプレックス 5週目[監督]外崎春雄 [出演]花江夏樹/鬼頭明里/下野紘(-)エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスGaga 1週目[監督]ダニエル・クワン/ダニエル・シャイナート [出演]ミシェル・ヨー/キー・ホイ・クァン/ジェイミー・リー・カーティス(9)BLUE GIANT東宝映像事業部 3週目[監督]立川譲 [出演]山田裕貴/間宮祥太朗/岡山天音(3)湯道東宝 2週目[監督]鈴木雅
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く