5日開幕の全国高校野球選手権大会に出場する広島県代表・広陵の硬式野球部で今年1月、暴力事案などがあったとする投稿がX(旧ツイッター)で拡散され、学校側は5日、産経新聞の取材に暴力事案があったと認めた。日本高野連には報告済みで厳重注意処分を受けたとし、今回の出場も辞退しないと説明。6日にも学校のホームページに見解を公表するとしている。 学校側によると、今年1月下旬、1年生(当時)が寮での禁止行為をし、指導として複数の2年生(同)が暴力行為に及んだ。その後、事案を把握した学校側が関係者に聞き取りをした上で、広島県高野連、日本高野連にそれぞれ報告。3月上旬に処分を受けたという。 Xでは当時の暴行事案の内容が投稿されており、各方面に拡散して波紋を広げている。学校側は「今回の件を教訓として再発防止と健全な運営に努める。生徒の人間的成長を重視した指導を徹底する」とコメントした。 学校によると、広陵では
