1月31日の大阪国際を独走で制しワコールの永山監督(右)に抱きかかえられる福士。「リオ決定だべ!」と手応えをつかんだが… マラソン女子のリオデジャネイロ五輪選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソン(3月13日、ナゴヤドーム発着)の招待選手が25日、大会主催者から発表され、1月31日の大阪国際で優勝した福士加代子(33)=ワコール=は一般参加選手でエントリーした。日本陸連は回避を要請していたが、福士陣営は強行出場の方針を変えなかった。陸連の面目は丸つぶれだ。
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リオデジャネイロ五輪女子マラソンの代表選考を巡り、1月の大阪国際女子マラソンで優勝した福士加代子(ワコール)が3月の名古屋ウィメンズへの出場を表明した件で、日本陸上競技連盟の麻場一徳強化委員長は21日、「出場するのは避けてもらいたい。本番でメダルを狙う盤石のプロセスをとって欲しい」と語り、出場撤回を福士側に働きかける意向を示した。神戸市内で報道陣の質問に答えた。 五輪の代表枠は3で、すでに昨夏の世界選手権で日本勢最上位の7位に入賞した伊藤舞(大塚製薬)が内定。福士は日本陸連の設定記録を唯一、突破して代表入りが濃厚だが、最終選考レースの名古屋で突破者が複数出た場合、落選の可能性がゼロではない。そのため、指導する永山忠幸監督が名古屋へ出場させる意向を示していた。麻場委員長は「内定はできないが、メダルを狙える水準に達している。現状の日本の選手層を鑑みて(多くの選手が設定記録を突破するのは)想定さ
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