米マイクロソフトが4月30日に発表した1-3月(第3四半期)決算では、売上高と利益が市場予想を上回った。新たな関税や経済の不確実性のなかでもクラウドサービスの需要が引き続き安定していることが示唆され、株価は時間外取引で急伸した。 発表資料によると、1-3月期の総売上高は13%増の701億ドル(約10兆円)、調整後の1株利益は3.46ドル。アナリスト予想平均は売上高が685億ドル、調整後1株利益が3.21ドルだった。 世界最大のソフトウエア企業のマイクロソフトは、対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を開発したオープンAIとの緊密な提携により、AI製品の商用化におけるリーダーと見なされている。「オフィス」や「エクセル」といったアプリケーションでもAIアシスタントを導入している。 クラウドコンピューティングサービス「Azure(アジュール)」の売上高は33%増加した。ウォー
