新型コロナウイルス感染拡大への消極的な対応で批判を浴びているブラジルのボルソナロ大統領(写真)について、国民の大半が辞任に反対する立場であることが明らかになった。3日撮影(2020年 ロイター/Adriano Machado) [サンパウロ 5日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染拡大への消極的な対応で批判を浴びているブラジルのボルソナロ大統領について、国民の大半が辞任に反対する立場であることが、現地紙フォーリャ・デ・サンパウロが5日報じた世論調査で明らかになった。
「門限破ったら容赦しない」 ブラジルの“シティ・オブ・ゴッド(神の街)”。2002年のアカデミー賞ノミネート映画『シティ・オブ・ゴッド』で有名になった、リオデジャネイロのファベーラ(スラム)を覚えている人はどのくらいいるだろうか。 新型コロナウイルスの感染者が確認されて以来、この「神の街」を仕切るギャングのリーダーらは、住民たちにこう呼びかけている。 「8時半以降、夜は家から出るな」 「門限時間をすぎてから、もし街でみつけたら容赦しない」 ロイターによると、シティ・オブ・ゴッドで最初に感染者が報告されたのは、3月21〜22日の週末。だが、政府が感染対策を「何もしない」ため、地元のギャングが対策に介入することとなった。
[Read more on Brazil’s Coronavirus cases and deaths.] RIO DE JANEIRO — As coronavirus cases and deaths mount in Brazil, President Jair Bolsonaro has remained defiant, the last notable holdout among major world leaders in denying the severity of the coronavirus. Brazilians, he declared last week, are uniquely suited to weather the pandemic because they can be dunked in raw sewage and “don’t catch a
Brazil President Bolsonaro Rejects Virus Lockdown: 'We'll All Die One Day' <感染者が急増中の大国で、科学を信じないリーダーのせいで感染予防が行えない。パンデミックの次の震源地になるか> ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は、新型コロナウイルスは「ちょっとした風邪」にすぎないと一蹴し、国民に働いて経済を動かし続けるよう呼びかけている。ロックダウン(都市封鎖)にも反対で、自らの支持者に対してその理由をこう言った。「私たちはみな、どうせ死ぬのだ」 アメリカのドナルド・トランプ大統領とよく並べて語られるボルソナロは3月29日、全国規模の隔離を命じるよう求める州知事たちとの何週間にも及ぶ論争を跳ね返し、パンデミック軽視の姿勢をますます鮮明にした。ブラジル保健省の発表では、同国における新型コロナウイルスの感染者数は4661人
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