大谷翔平選手(30)が米MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)のロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1100億円)の契約を結んでから初のシーズンが終わったが、ナ・リーグMVPに輝き、ワールドシリーズ優勝を果たした大谷選手はフィールド内外で自身の価値を示している。 調査会社SponsorUnited(スポンサーユナイテッド)によると、ドジャースは大谷選手の入団を受けて2024年に日系企業12社と契約し、スポンサー収入は計7000万ドル(約110億円)増えた。「大谷選手効果」はドジャースにとどまらず、MLBの他の球団にも及んでいる。 SponsorUnitedのボブ・リンチ最高経営責任者(CEO)は「大谷選手が敵地で試合をするたびに、対戦相手がボルチモア・オリオールズやニューヨーク・ヤンキースなどどこであろうと、バックネットを見ると日本企業の広告を目にする」と指摘する。同社はドジ
