イギリスのジョンソン首相は、新型コロナウイルスの感染者が減少傾向に転じたことを受けて、屋内の公共施設でのマスク着用の義務など、規制の多くを撤廃する方針を明らかにし、新型コロナとの共生を目指す考えを改めて強調しました。 イギリスでは、変異ウイルスのオミクロン株の感染拡大にともない、今月はじめには20万人を超えていた、1日の感染者が、その後、減少に転じ、ここ数日は10万人前後で推移しています。 ジョンソン首相は、19日、議会下院で「一部の地域では感染拡大が続いているものの、全体としてはピークを越えた」などと説明しました。 その上で、先月以降ロンドンのあるイングランドで義務づけられていた屋内の公共施設でのマスクの着用や、大型イベントなどでのワクチンの接種証明の提示といった規制を今月27日から撤廃する方針を明らかにしました。 さらに、ことし3月に期限を迎える、感染後の隔離措置を定めた法律を延長しな
Members of the public walk through the monitoring area after receiving a dose of the Covid-19 vaccine at a vaccination site inside a gymnasium in San Juan City, Metro Manila, the Philippines, on Tuesday, Dec. 28, 2021. Photographer: Veejay Villafranca/Bloomberg 欧州連合(EU)の医薬品規制当局は11日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を頻繁に行うと免疫反応に悪影響を及ぼす恐れがあると警告した。 欧州医薬品庁(EMA)は、4カ月ごとのブースター接種を繰り返すと最終的に免疫反応が低下する可能性があると指摘。各国はブ
新型コロナウイルスの変異ウイルス、オミクロン株について、WHO=世界保健機関はヨーロッパや中央アジアなどでは今後、6週間から8週間で人口の半数を超える人たちが感染するおそれがあるとして、各国に対してワクチン接種を加速させるよう改めて呼びかけました。 WHOヨーロッパ地域事務局のクルーゲ事務局長は11日の記者会見で、変異ウイルスのオミクロン株は感染力が非常に強く、特に西ヨーロッパの国々ではすでに感染の主流になっていると指摘しました。 また、バルカン半島の国々でもオミクロン株が主流になりつつあるとしています。 そのうえでクルーゲ事務局長は、WHOヨーロッパ地域事務局が管轄するヨーロッパとロシア、中央アジアなど53か国について「今後6週間から8週間で人口の半数を超える人たちがオミクロン株に感染するおそれがある」と述べ強い懸念を示しました。 一方でクルーゲ事務局長はワクチンを接種していればオミクロ
フランス北西部サンマロの飲食店で、客の「衛生パス」を確認する警察官(2021年11月19日撮影)。(c)JEAN-FRANCOIS MONIER / AFP 【11月22日 AFP】フランス政府は21日、新型コロナウイルス流行の第5波が驚異的な速さで拡大しつつあるとの認識を示した。 保健当局によると、20日までの1週間の新規感染者数は1日当たり平均1万7153人で、前週の9458人から81%増加した。過去3週間の平均の3倍に相当し、感染者数が爆発的に拡大していることが示された。 ガブリエル・アタル(Gabrial Attal)報道官は「第5波は瞬く間に広がりつつある」と、記者団に語った。 感染が拡大する一方、現時点で入院患者数の急増は見られていない。当局は重症者数が抑えられている理由について、ワクチン接種が進んでいることを挙げた。アタル氏は、今夏に他国に先駆けて導入した、ワクチン接種か検査
欧州で新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)が再導入され、経済悪化を懸念して金融市場が動揺している。11月19日、独ドレスデンで撮影(2021年 ロイター/Matthias Rietschel) 欧州で新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)が再導入され、経済悪化を懸念して金融市場が動揺している。 オーストリア政府は19日、完全ロックダウン(都市封鎖)を再導入すると発表した。西欧で今秋、ロックダウンが再導入されるのは初めて。 これを受けて、感染が拡大している隣国ドイツも追随するとの観測が浮上。シュパーン独保健相は19日、国内の新型コロナウイルス感染状況が極めて深刻なため、ワクチンを接種した人も含めてロックダウン(都市封鎖)を排除できないと述べた。 米製薬大手ファイザーやメルクが開発中の新型コロナウイルス感染症の経口薬が入院や重症化の可能性を
左から吉村洋文大阪府知事と小池百合子東京都知事(C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 新型コロナウイルスの世界の感染者は、米ジョンズ・ホプキンス大の集計で累計2億5千万人を超え、死者は累計505万人に達したことがわかった。ワクチン接種が進み日本の感染状況は落ち着きつつあるが、英国やドイツで感染者が急増するなど「ブレークスルー感染」が欧州で広がっている。 【表】世界主要都市の新型コロナウイルス感染状況はこちら AERAdot.編集部は「世界主要都市のコロナ感染状況比較」という政府の分析資料を入手。資料によると、大阪は人口10万人あたりでのコロナ陽性者に占める死亡者の割合、いわゆる「致死率」がイギリスやベルリン並みの高さであることがわかった。それぞれの都市で条件が違うので単純比較は出来ないが、分析によると、致死率のトップはニューヨークの3.06%。ロンドンで1.71%、ベルリンは1.63%
ドイツ・ドルトムントで、新型コロナウイルス検査施設前を歩く男性(2021年10月6日撮影、資料写真)。(c)Ina FASSBENDER / AFP 【11月4日 AFP】ドイツのイェンス・シュパーン(Jens Spahn)保健相は3日、ワクチン未接種者の間で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「大規模な」流行が発生していると述べ、感染再拡大を防ぐため未接種者を対象とした規制を求めた。 シュパーン氏は、流行の第4波は「異例の勢力」で猛威を振るっていると指摘。「現在、主にワクチン未接種者の間で大規模な流行が発生している」とし、「一部地域では集中治療室(ICU)の病床が再び埋まり始めている」と警戒感を示した。 欧州連合(EU)最大の人口8300万人を抱えるドイツでは数週間前から、流行第4波に見舞われている。7日間平均の新規感染者数は5月以降で最高となった。 国立ロベルト・コッホ研究所
アメリカのバイデン政権は、入国する外国人に対し、11月上旬から新型コロナウイルスのワクチン接種の完了を義務づける方針を発表しました。 日本からアメリカに渡航する場合、これまでは検査により陰性が証明されれば入国できましたが、新たな方針では入国の条件が厳しくなることになります。 バイデン政権が20日発表した新たな方針によりますと、11月上旬以降、アメリカに入国する外国人は、航空機に乗る前に、新型コロナワクチンの接種を終えていることを証明する書類を提出する必要があります。 さらに、出発前3日以内に検査を受け、陰性を証明する必要もあるということです。 アメリカ国内で接種が認められていないワクチンが対象に含まれるかどうかについては、今後、CDC=疾病対策センターが判断するとしています。 日本からアメリカに渡航する場合、これまでは検査で陰性が証明されれば入国できましたが、新たな方針では入国の条件が厳し
コロンビア・メデジンで行われる新型コロナウイルスワクチンの接種(2021年9月7日撮影)。(c)Joaquin SARMIENTO / AFP 【9月11日 AFP】世界保健機関(WHO)欧州地域事務局のハンス・クルーゲ(Hans Kluge)事務局長は10日、新型コロナウイルスの集団免疫獲得への望みが新たな変異株の出現により薄まりつつあることから、ワクチンの普及によって同ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が収束するとの見通しに対し悲観的な見方を示した。 【関連記事】「ミュー株」、南米コロンビアで主流に 保健当局者 クルーゲ氏は記者会見で、新型ウイルスの流行が今後長年にわたり続く可能性があることから、各国の保健当局は接種計画を状況に応じて「徐々に順応させていく方法を見越し」ていかなければならないと指摘。特に追加接種の問題については重点的に知見を集めるべきだとした。 クルーゲ氏は5月、
<日本語仮訳> 新型コロナウイルス感染症のパンデミック発生から1年が過ぎ、世界各国は社会と経済がいくばくかの「新たな日常」を取り戻せるよう、感染拡大の鎮静化に向けた一層の取り組みを続けている。 これを実現する重要な柱は、ワクチン接種である。「チーム・ヨーロッパ」としてワクチンの開発と製造を支援している-欧州連合(EU)とその加盟国には、いくつもの主要なワクチン生産施設がある。そのうちの一つ、ビオンテックとファイザーが生産している非常に効果的なワクチンは、実際に、EU域内の小さな革新的バイオ技術企業が開発した。 EUの新型コロナワクチンの研究・イノベーションおよび生産に向けられた30億ユーロ近い初期投資は、EU域内での生産能力の拡大の一助となり、これは欧州および世界全体にとって良い投資となった。ワクチンが世界的に不足する中、実際のところ、「全ての人が安全でなければ、誰も安全ではない」。このパ
反ワクチンにつながりかねないブコメがあるので指摘しておく。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210220/k10012877561000.html gowithyou アストラゼネカのワクチンはフランスで65歳以上は効果ないとして切り捨てられものだよね?日本だけ突き進んで大丈夫なんか? bocbqcmn この国って、どうしていつも、ババを引いてしまうん?(アストラゼネカ製ワクチンの評判は各自で調べてね!) tach ファイザーやモデルナのワクチンとは仕組みが根本的に異なり有効性も低く特に高齢者には効かず副作用も出やすいアストラゼネカのワクチンを日本で作っていただくというありがたい話。誰が貰った袖の下?後進国。 ほんっっっとしょうもない。 EUはアストラゼネカを奨励しているし65歳以上にも効く EUはアストラ
ヨーロッパではイギリスの製薬大手、アストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、65歳以上の高齢者に対する有効性のデータが不足しているとして、当面、高齢者への接種を控えるよう求める勧告が相次いでいます。 日本も供給を受ける契約を結んでいるアストラゼネカとオックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては先月29日、EU=ヨーロッパ連合の当局が、55歳以上のデータが不十分としながらも、18歳以上の使用を条件に販売の許可を出しました。 これを受けてEUの加盟国ではそれぞれの専門機関などがワクチンの接種に関する勧告を政府に出していて、このうちフランスでは2日、医薬品などの評価を行う機関のトップが記者会見し、「65歳以上の被験者についてのデータが不足している。当面は、65歳未満に使用するよう勧告する」と述べました。 高齢者に対する有効性のデータは今後、数週間
英製薬大手アストラゼネカのパスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)は、どの競合相手よりも安い価格で多くの新型コロナウイルス予防ワクチンを提供すると表明していた。
新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まったEU=ヨーロッパ連合で、接種を受けた人が加盟国の間を自由に移動できるようにする共通の証明書の導入について、本格的な検討が始まることになりました。 EUでは、アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種が、先月下旬から一斉に始まっています。 こうした中、ギリシャのミツォタキス首相は12日、EUのフォンデアライエン委員長に書簡を送り、ワクチンの接種についてEUで共通の証明書を作ることを提案しました。 書簡では「ワクチンの接種を渡航の際の義務や条件にはしないものの、接種を受けた人は自由に移動できるようにすべきだ」と訴えました。 あわせて、ギリシャ政府が準備を進めている証明書のサンプルも書簡に添えています。 EUでは多くの加盟国の間で、国境をまたぐ自由な移動が認められていますが、感染の拡大を受け、国によっては加盟国からの渡
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