人の笑い声の特徴を分析して一緒に笑い声を出す機能を搭載した人型のロボットを京都大学の研究グループが開発しました。グループは、高齢化社会が進む中、会話や感情を読み取れるロボットの実現につなげたいとしています。 これは、京都大学大学院情報学研究科の井上昴治 助教らの研究グループが28日、京都市左京区で会見を開いて明らかにしました。 グループは、すでに開発されていた会話ができる人型のロボットに、AI=人工知能を活用して対話する相手の笑い声を分析し、一緒に笑い声を出す機能を搭載しました。ロボットは、実際に人が交わした82の会話のデータを搭載し、人の笑い声を周波数などで判断します。相手の声に同調する仕組みになっていて、声の大きさや特徴に応じてロボットが大きな笑い声や抑えたトーンの笑い声を出します。 井上助教は「初めて私の笑いに合わせて笑ってくれた時は、まるで心が通じ合ったように感じました。高齢化社会
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