認可申請取り下げで宙に浮いた「瑞穂の國記念小學院」の校舎この記事の写真をすべて見る 「真っ赤な中華料理屋みたいなやつ」 森友側からの金品の働きかけがあったことを暴露した鴻池祥肇元防災担当相がそう呼んだ「瑞穂の國記念小學院」。森友側の認可申請取り下げで、どうなるのだろうか──。 森友と財務省近畿財務局が取り交わした契約では、この3月末までに開校準備ができなければ、国は土地を買い戻すか、契約を解除することになっている。その際、森友側が校舎を解体して更地にする義務がある。すでに国は土地の返還を求めており、売却価格の1億3400万円のうち、分割払いで頭金として受け取った2787万円を森友側に返すことになる。森友も違約金として売却額の10%を納める必要があり、実際に国が支払うのは差額の約1400万円になる。 一方、籠池氏は「開校の延期です。建物は潰さない」と表明。両者、睨み合いの状態だ。 契約書によ