【2月4日 AFP】(更新、写真追加)新型コロナウイルスの流行の中心地となっている中国湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)で4日、展示施設を改造した仮設病院が設置された。当局はそこに数千床のベッドを並べて、患者らの到着に備えている。 ウイルスとの闘いの最前線である武漢では、殺到する患者らに医療施設やベッド、治療を提供するため、当局者らが奔走している。 国営メディアによると、この仮設病院は隣接する体育館と合わせて3400床のベッドを備え、武漢市内の感染者らに「応急処置と臨床検査」を提供するという。 その一方で国営メディアは同日、武漢市内に2週間足らずで建設された仮設病院「火神山(Fire God Mountain)医院」に、患者らが到着し始めたと報じた。24時間態勢の突貫工事は、ソーシャルメディア上で話題になっていた。 政府系英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)は、軍が運営す