【ダボス共同】世界保健機関(WHO)は16日、世界中の15歳以上の喫煙者が2022年に12億4500万人おり、30年には12億人を下回るとの推計を発表した。00年の13億6200万人から減少が続いている。WHOは「近年のたばこ規制で良い進展が見られる」と評価し、公衆衛生向上のため各国政府にさらなる規制を呼びかけた。 推計によると、15歳以上の人口に対する喫煙者の割合も、22年の20.9%(男性34.4%、女性7.4%)から30年には18.1%(男性30.6%、女性5.7%)に減る見通しだ。 地域別では、22年で東南アジア地域事務局管内が最も高い26.5%。
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