ソフトバンクグループ(SBG)は9日、社員や協力を得た医療機関などを通じ約4万4千人を対象にした新型コロナウイルスの抗体検査を実施した結果、0.43%の人が陽性だったと発表した。医療従事者の陽性率は1.79%で、ソフトバンク社員などの0.23%よりも高い傾向を示した。国内で最大規模の抗体検査とみられ単純比較できないが、これまでの海外検査例よりも陽性率が低い結果となった。 ネット上で解説した国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は「(それぞれの)検査を組み合わせることが必要。症状のある人が早く検査を受けられる環境づくりが最優先」と述べた。
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