このピカールが日本のイオンと提携する。イオンは年内に首都圏のスーパー約10店舗で専門の売り場を設け、1年間ほど売れ筋などを調べた後、2016年にピカール商品の専門店を開く方向だそうだ。ピカールとはフランスでどんな存在なのか? ピカールはフランス人にとって生活の一部だ。冷凍食品の専門店だが、その品ぞろえはじつに多様で、大抵の食べ物はここで手に入る。それはブロッコリー、人参などカットされた野菜から、肉、魚の切り身、本格的なフランス料理の一皿や日本のすし、ケーキなどのデザートまで何でもありだ。冷凍食品なので手間もかからず、すぐ食べられるし、価格も手頃だ。フランス人はピカールをどう思っているのだろうか? 周囲のフランス人に聞き込んでみると、普段の食事の他に、パーティーの準備でピカールを使うと答えた人が多かった。フランス人は、よく自宅に人を招いてホームパーティーをする。ピカールに行けば、手軽にそれな