九州電力が4月にも計画する電気料金の値下げについて、一般的な家庭では1~2%程度で調整していることが25日分かった。法人向けも含め幅広い料金プランを値下げする。26日に決定し、国に届け出る方針。西部ガスも25日、販売する電気料金を値下げする方針を明らかにした。電力小売り全面自由化から間もなく3年。大手の値下げで業界の競争が激化しそうだ。 九電は家庭向けの主力料金プラン「従量電灯B」のうち、毎月の使用電力量に基づく「電力量料金」を1~2%程度引き下げる方針。契約数は九州の約400万件で、3月のモデル家庭(月250キロワット時使用)の料金は6620円。使用量が月300キロワット時を超える分の単価を低く設定した「スマートファミリープラン」といった自由化プランも合わせて値下げする。 九電は2013年5月、東日本大震災後の原発稼働停止に伴う経営悪化を受けて33年ぶりに値上げを実施。同年7月以降に想定
![九電1-2%値下げ 国に26日届け出方針 西部ガスも対抗へ | 西日本新聞me](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/626bb1b00823b7fa189d37d0e32911434c1be5b2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nishinippon.co.jp%2Fassets%2Fnnp%2Fimg%2Fbase%2Fog_image.png)