コロナ禍で身近になった“フードデリバリー”。客足の落ちた飲食店が、デリバリーを始めるパターンはもちろん…。 例えば、コンビニ大手「ローソン」は、デリバリー専用の店舗ブランドを立ち上げ、コンビニ店内の調理スペースで作った料理を販売するサービスを開始しました。 ■複数の専門店名乗る「ゴーストレストラン」 こうした、実店舗が存在しない形態は「ゴーストレストラン」と呼ばれ、コロナ禍で広がりを見せています。 しかし一方で、こんな事態も起きています。 都内にある居酒屋には、「ハンバーグ専門店」に「からあげ専門店」「どんぶり専門店」といった表示が並びます。 つまり、1つの店がインターネット上で、いくつもの「専門店」を名乗っているのです。 街の人に話を聞きました。 20代・会社員:「やっぱりネームバリュー。何とか専門店とか言ったら、それしか売ってないんだなと。それについてのこだわりがあるんだなと、個人的に