フォードは10月26日、同社とフォルクスワーゲンから数十億ドルを調達した自動運転テクノロジー企業のアルゴAIを閉鎖し、精算すると発表した。同社はこの精算で27億ドルの減損損失を計上し、2022年7~9月期決算で8億2700万ドル(約1200億円)の純損失を報告した。 グーグルの自動運転部門出身のエンジニア、ブライアン・サレスキーが率いるアルゴAIは26日、2000人の従業員にこの状況を伝え、一部の従業員はフォードでの仕事を提示されると述べた。フォードは、アルゴAIが新たな投資家から追加資金を得られなかったため、資金提供を中止し、代わりに自社の運転支援技術に注力することを決定したという。 「当社がアルゴAIに投資した2017年には、2021年までにレベル4のADASを広く市場に投入できると予想していた。しかし、状況は変わった」と、フォードのジム・ファーリーCEOは決算発表で述べた。「我々はレ
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