将棋のプロ棋士とコンピューターソフトが5対5の団体戦で対決する電王戦は、12日の最終局でもコンピューターが勝って対戦成績が棋士側の1勝4敗となり、2年連続で負け越す結果となりました。 将棋の「第3回電王戦」は現役のプロ棋士5人がトップクラスのコンピューターソフトと5対5の団体戦で対決するもので、これまでの4戦で1勝3敗と棋士側が負け越しています。 プロ棋士の意地を見せたい12日の最終局では、屋敷伸之九段がコンピューターソフトどうしのトーナメント戦で優勝した「ponanza」と対決しました。 コンピューター側は、ソフトが決めた次の差し手に従って、ロボットアームが将棋盤の上に駒を置いていきます。 午前10時に始まった対局は終盤まで接戦の展開となりましたが、午後9時45分、130手で屋敷九段が投了し、コンピューターが勝ちました。 この結果、対戦成績はプロ棋士側の1勝4敗となり、前回に続いて2年連