ベンチャー企業の米LYTROは1日(現地時間)、撮影後に自在にピント調整ができるデジタルカメラ「LYTRO」を発売した。ライトフィールドという新しい技術を使っているという。 従来のカメラでは撮影時にピント合わせが必須で、失敗すればピンぼけ写真になってしまう。また、高速なAF機能を搭載したカメラでも、ピント合わせをしている間にシャッターチャンスを逃すことはよくある。しかし、LYTROは撮影時にピント合わせの必要がなく、撮影した写真に対してピントを調整することができる。 たとえば花畑の花の写真を撮影するとき、撮影時にはピントを気にせずに撮影。撮影後、写真をパソコンで表示し、手前に大きく写っている花をクリックすればその花にピントがあって、バックの花畑がぼけた写真になる。逆にバックをクリックすれば花畑にピントがあって、手前の花はピンぼけになる。写真に対するピント合わせ操作は下記関連リンクの「作例写