仮想通貨交換業者「コインチェック」(東京)から当時のレートで約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した事件で、ハッカー側がネムを資金洗浄して得た仮想通貨「ビットコイン」の一部を海外の仮想通貨交換所に持ち込み、現金化しようとした形跡があることが21日、捜査関係者への取材で分かった。事件は26日で発生から1年を迎えるが、現金化の動きが確認されたのは初めて。警視庁は仮想通貨相場の下落傾向を受けて、現金化を急いだ可能性があるとみている。 複数の関係者によると、海外の仮想通貨交換所に持ち込まれたのは、現在の相場で数万から数十万円分のビットコイン。買い手があったかは確認されておらず、実際に換金されたかは不明だ。少額の現金化で、事件の動きを追う捜査当局や、サイバー攻撃に対処する「ホワイトハッカー(正義のハッカー)」と呼ばれる技術者、セキュリティー専門家らの出方を探っているとみられる。 これら
仮想通貨交換業者のコインチェックから多額の仮想通貨「NEM」が流出した事件から2カ月が経過した。 2018年1月26日、攻撃者が不正に引き出したNEMは、間もなく異変を察知した日本人技術者の機転で、すぐに追跡が始まった。この2カ月間は、別の仮想通貨を踏み台にNEMを換金しようとする攻撃者と、これを阻止しようと資金移動を追跡する関係者や有志のIT技術者がサイバー空間で攻防を繰り広げる、異例の展開を見せた。 しかし「ブラックハッカー対ホワイトハッカー」の攻防は、ホワイトハッカーがNEMの交換や換金を阻止できなかった形で1つの区切りがついたようだ。 NEMの普及団体で追跡活動の中心的役割を担ってきたNEM.io財団が、3月18日に流出NEMの追跡機能を停止したと3月20日に公表。事実上、換金を阻止する活動を終えたからだ。
大手交換会社のコインチェックから流出した巨額の仮想通貨をめぐり、換金の動きを封じ込めるために関係機関が続けてきた仮想通貨の追跡が停止されたことがわかりました。流出した仮想通貨をめぐってはすでに大半が何者かによって別口座などに移されていますが、追跡を停止した理由は明らかにされていません。 こうした中、財団のロン・ウォン代表はツイッターの公式アカウントを通じて「3月18日をもってモザイクを無効にした」という声明を発表し、追跡を停止したことを明らかにしました。 流出したNEMをめぐっては、20日正午現在で全体の7割にあたるおよそ400億円相当が何者かによって別口座に分散されるなど追跡をかわす動きが続き、その多くがすでに換金されたと見られています。 声明の中で、ロン代表は「これまでの追跡によって盗んだNEMを換金しようとするハッカーの動きを効果的に押さえ込み、法執行機関にも有用な情報を提供できた」
何から語ろうか。まずCoinCheckにしよう。CoinCheckという暗号通貨の取引所が、NEMを大量に盗まれたという事件だ。私の法と技術の理解では、盗むというのは物理的な物が伴うので映画泥棒という言葉が法的に正しくないのと同様に違うのではないかと思うんだが、まあそこは置いておこう。ここでは単に悪意としておく。 これについて、自分のNEMが悪意されたのでCoinCheckに金を返せと叫んでいる人間のほとんどは、そもそも筋が悪い。もし、Bitcoinが花開いた暗号通貨が技術的に正しく運用されていたならば、そんなことは起こりようがなかったのだ。つまり、しっかり自分の手元の信頼できる環境でフルノードを実行し、物理的なコンピューターの前には武装した警備員を配備するべきだったのだ。自分でフルノードの実行もせずに、秘密鍵すらCoinCheckに知らせ、やれ盗まれたのなくなったのというのは、紙に印刷し
こんにちは。ひろゆきです。 さてさて、コインチェックという仮想通貨の取引所でNEMという仮想通貨が580億円分盗まれて、その後どうなるか?という話です。 まずあんまり有名ではない仮想通貨を現金化するというのはわりと大変です。 仮想通貨自体を誰かが現金で引き取ってくれない限りは現金は手に入らないわけです。 ビットコインだと、ビックカメラとかHISとかで使えますけど、NEMは有名ではない仮想通貨なので、店舗で使えるところはあんまりないです。 なので、コインチェックのような仮想通貨の取引所で、ビットコインに変えたり、現金化したいわけですね。 さてさて、仮想通貨の面白いところは、どこからどこにいくら分送ったのか?というのがいつでも見られるってことなのですね。 ちなみに、今回のNEMが盗まれた経緯も見ることが出来たりします。 http://explorer.ourNEM.com/#/s_accoun
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