立憲民主党の蓮舫副代表は22日、スーパーコンピューター性能ランキングで日本の新型機「富岳」が世界一になったことを受け「文部科学省も理化学研究所も、前向きな改革に取り組んで来られた努力に敬意を表する」とした。共同通信の取材に文書で回答した。 旧民主党政権の事業仕分けでスパコン開発を巡り「2位じゃ駄目なんでしょうか」とした自身の発言に関し「速度が世界一になったとしても、使い勝手が悪ければ使われない。スピードばかりにこだわる理由を問うた」と当時の経緯を説明した。 事業仕分けや自民党政権の行政事業レビューの結果、スパコン開発は利用者の視点や総合的な性能を追求する方針に転換したと指摘。富岳に関し「利用者の使いやすさに重点を置き、実用性を向上させる方針となった」と評価した。(共同)
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