「彗星」というものを、昔の人は今以上に不思議な目で見たんだろう。その過去からの歴史を伝える(?)のが『三省堂国語辞典』だ。 謎と起源の秘密 最新・彗星学 (カドカワ・ミニッツブック) 作者: 渡部潤一,阿部新助 出版社/メーカー: ブックウォーカー 発売日: 2013/11/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 第四版をみて「ほう」と思ったが、第七版も基本路線は踏襲中。第七版を引く。 すいせい【彗星】 (名) 〘天〙突然(トツゼン)あらわれ、長くて白いほうきのような尾(オ)を引きながら、太陽のまわりを回る星。ほうきぼし(以下略) つい最近出版された第七版でも「突然あらわれる」としているのが気に入った。比較のため、同じ小型辞典から『明鏡』を引いてみよう。 すい‐せい【彗星】 〖名〗 太陽系に属する小天体。多く楕円軌道を描いて運行し、太陽に近づくと明るく輝くガス雲の尾を
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