2010年にブロックバスターが倒産した後も、10年に渡り生き延びた全米最大規模のソフトウェアレンタルチェーン「Family Video(ファミリービデオ)」が先日、42年の歴史に幕を閉じ、数百の店舗を閉鎖すると発表した。このニュースは、実店舗を基盤したソフトウェアレンタル業界がついに終焉を迎えたことを示している。 同社CEOのキース・フーグランドは、「新型コロナウイルスのパンデミックは人々の移動を制限しただけでなく、新作映画の公開本数を減らし、我々のビジネスを終了に追い込んだ」と述べた。 しかし、フーグランドの一家は完全に廃業した訳ではないようだ。彼らはFamily Videoの店舗を支える不動産を所有している。フォーブスは2017年にフーグランド家を取材した際に、その資産価値を約4億ドル(約414億円)と試算していた。 「当社は不動産部門のLegacy Commercial Proper
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