20日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が上昇し、前日より91・56ドル(0・46%)高い1万9974・62ドルで取引を終え、終値ベースの過去最高値を更新した。取引時間中には一時1万9987・63ドルまで値上がりし、2万ドルの大台にあと一歩に迫った。 トランプ次期米大統領が掲げる規制緩和などの経済政策が米企業業績を押し上げるという見方は根強く、投資家が積極的に株を買っている。この日発表された中堅証券の四半期決算の内容が「トランプ相場」の恩恵を受け好調だったため、ほかの金融機関の業績への期待感から金融関連銘柄が買われた。 ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より26・50ポイント(0・49%)高い5483・94で取引を終え、過去最高値を更新した。(ニューヨーク=畑中徹)
![NYダウ、最高値を更新 2万ドルの大台に迫る:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e3ca10673ca943e26cb6bd295a698cb03bc2ec80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fimages%2Flogo_ogp.png)