大リーグ、ドジャースの元通訳の水原一平被告が大谷翔平選手の口座から不正な送金をおこなったとして銀行詐欺などの罪に問われている裁判で、量刑の言い渡しが当初の来月からことし12月に延期されました。 大谷翔平選手の専属通訳だった水原一平被告は大谷選手の口座から1700万ドル近くを不正に送金したなどとして、銀行詐欺の罪とうその納税の申告をした罪でアメリカの検察から起訴されています。 水原元通訳はことし6月に行われた罪状認否で起訴内容を認め、量刑が来月25日に言い渡されることになっていましたが、元通訳側はギャンブル行為についての精神科医による診断や報告書の作成が間に合わないとして、期日の延期を求めていました。 これを受けて裁判所は23日、量刑の言い渡しを12月20日に延期すると決定しました。 水原元通訳の量刑は最も重い場合、33年の拘禁刑となるものですが、検察との間で司法取引で合意していることからそ