仕事を求めている人ひとりに対し、企業から何人の求人があるかを示す、先月の有効求人倍率は1.63倍で、4か月連続で同じ倍率となり、高い水準が続いています。 これは去年11月から4か月連続で同じ倍率で、引き続き高い水準を維持しています。 都道府県別では、福井県が最も高く2.18倍、次いで東京都が2.13倍、広島県が2.11倍などとなっています。 これに対し、最も低かったのは神奈川県で1.19倍、次いで沖縄県が1.21倍、北海道が1.22倍となり、29か月連続ですべての都道府県で1倍を超えました。 一方、新規の求人数は、前の年の同じ月と比べて2.1%増えました。産業別では、「教育、学習支援業」が10.7%、「建設業」で5.8%、「医療、福祉」で4.2%増えた一方、「製造業」では3.4%減りました。 厚生労働省は「景気のゆるやかな回復基調に伴い、有効求人倍率が高い状況は続くものと見られるが、動向を