午後1時52分に1m30cmの津波を観測した岩手県の久慈港の映像です。 午後1時から午後2時までの1時間をおよそ400倍で早送りをすると海の潮位が上がったり下がったりしてつながれている船が大きく揺れる様子が確認でき、午後2時には、海面が港の路上とほぼ同じ高さまで上がっている状態となっていました。

東日本大震災の発生から11日で14年になります。これまでに確認された死者と行方不明者は、避難生活などで亡くなった「災害関連死」も含めると、2万2228人にのぼります。 警察庁によりますと、地震や津波の被害などで亡くなった人は、今月1日の時点で、1万5900人となっています。 都道府県別では、宮城県で9544人、岩手県で4675人、福島県で1614人、茨城県で24人、千葉県で21人、東京都で7人、栃木県と神奈川県でそれぞれ4人、青森県で3人、山形県で2人、北海道と群馬県でそれぞれ1人となっています。 また、行方不明者は、宮城県で1213人、岩手県で1107人、福島県で196人、千葉県で2人、青森県と茨城県でそれぞれ1人で、合わせて2520人となっています。 この1年間に、新たに遺体が発見されたり、身元が判明したりしたケースはなかったということです。 このうち、大きな被害を受けた宮城、岩手、福
能登半島地震で発生した津波について、京都大学防災研究所の研究者らは現地調査の結果などから、輪島市や珠洲市など半島の東西で高さ4メートルを超える浸水があり、最大で5.1メートル浸水した地域があったとする調査結果をまとめました。 1日、能登半島で発生した地震では、能登半島の沿岸部各地で津波が発生しました。しかし、気象庁によりますと、珠洲市に設置した潮位計は地震直後に観測不能になったほか、輪島市の観測点では潮位が1.2メートルまで上昇した後にデータが途切れたということです。 このため、京都大学防災研究所の森信人教授と関西大学の安田誠宏教授らのグループは津波の被害状況を詳しく把握するために、5日から7日にかけて能登半島で現地調査を行いました。5日に志賀町から輪島市門前町にかけて、6日に珠洲市と能登町北部、7日に珠洲市で調査を行いました。 調査の結果、津波の最大の浸水高は以下の通りです。 <珠洲市>
1995年「地震ってこんなに怖いものだったのか」 2011年「津波ってこんなに怖いものだったのか」 2015年「洪水ってこんなに怖いものだったのか」 2019年「台風ってこんなに怖いものだったのか」 2020年「疫病ってこんなに怖… https://t.co/78FUxNZDPB
「今回の潮位変化は津波かどうか分からない」 「メカニズムも不明」 気象庁の記者会見での説明です。 一時、「被害の心配は無い」としていたものの、津波警報や注意報を広い範囲に発表しました。気象庁が過去に経験したことのない、海外での大規模な噴火による潮位の変化。どのように判断し、対応したのでしょうか。 情報発表の時系列は 大規模な噴火が発生したのは南太平洋のトンガの首都から北におよそ65キロの海底火山、「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」です。 過去にたびたび噴火を繰り返してきた火山で大規模な噴火が起きたのは、日本時間の15日午後1時ごろでした。噴煙は上空高くへと上がり、気象庁によると16キロに達しました。 気象衛星の画像でも灰色の噴煙が同心円状に広がる様子が確認でき、約2時間後の午後3時ごろには直径300キロ、北海道に匹敵するほどの大きさになりました。 気象庁の地震火山部はトンガ諸島周辺で観測
北海道太平洋沿岸東部 北海道太平洋沿岸中部 北海道太平洋沿岸西部 青森県日本海沿岸 青森県太平洋沿岸 岩手県 宮城県 福島県 茨城県 千葉県九十九里・外房 千葉県内房 伊豆諸島 小笠原諸島 相模湾・三浦半島 静岡県 愛知県外海 伊勢・三河湾 三重県南部 和歌山県 徳島県 高知県 宮崎県 鹿児島県東部 種子島・屋久島地方 沖縄本島地方 大東島地方 宮古島・八重山地方 ○ 防災上の留意事項 津波警報を発表している地域では、被害のおそれがあります。沿岸部や川沿いにいる人はただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。繰り返し襲ってきます。警報が解除されるまで安全な場所から離れないでください。 津波注意報を発表している地域では、海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人は直ちに海からあがって、海岸から離れてください。潮の流れが速い状態が続きますので、注意報が解除されるまで海に入ったり海岸
南太平洋のトンガの火山島で日本時間の15日午後、大規模な噴火が発生し、気象庁は岩手県に津波警報を発表しています。鹿児島県の奄美群島とトカラ列島に出していた津波警報は午前7時半、津波注意報に切り替えました。 岩手県で予想される津波の高さは3メートルです。津波が沿岸に到達しています。決して油断せず避難を続けてください。 津波警報 気象庁によりますと、日本時間の15日午後1時10分ごろ、トンガ諸島の火山島「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生しました。 この噴火でトンガで最大で80センチの津波が観測されたということで、気象庁は日本への津波の影響について15日夜7時すぎ「日本では多少の潮位の変化があるかもしれないものの被害の心配はない」と発表しました。 しかしその後、16日午前0時15分に津波警報を鹿児島県の奄美群島とトカラ列島に発表したほか、午前2時54分には高い津波が観測され
南太平洋・トンガの火山島で発生した大規模な噴火の影響で、気象庁は津波警報を鹿児島県の奄美群島とトカラ列島、それに岩手県に発表し、北海道から沖縄にかけての広い範囲に「津波注意報」を発表しましたが、いずれもきょう昼すぎまでに解除されました。気象庁は今後、多少の潮位の変化があるものの被害の心配はないとしています。 気象庁によりますと、日本時間の15日午後1時10分ごろトンガ諸島の火山島「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生しました。 その後、潮位の変化が大きくなったことから、16日未明に津波警報を鹿児島県の奄美群島とトカラ列島、岩手県に相次いで発表したほか津波注意報を北海道から沖縄にかけての広い範囲に発表しました。 太平洋側を中心に全国各地に津波が到達し、鹿児島県の奄美大島の小湊では15日午後11時55分に1メートル20センチ、岩手県の久慈港では16日午前2時26分に1メートル
台風19号の猛烈な雨の影響で、岩手県山田町の田の浜地区は70戸以上が浸水した。東日本大震災の津波を教訓に整備したはずの津波防災緑地公園の堤防が、雨水や沢水をせき止めてしまったためだ。自衛隊などによる泥の撤去作業が続いた16日、住民からは「人災だ」と事業計画の甘さを指摘する声が相次いだ。 「13日午前0時50分ごろ、2階の部屋の明かりが消えた。外を見ると水がどんどんたまっていた。闇の中、1階の母を急いで起こした」 1メートル以上の床上浸水となった自宅の後片付けに追われる福田成子さん(48)が増水の恐怖を語った。寒さと空腹にさいなまれながら、14日午前10時すぎまで家に閉じ込められたという。 母の和子さん(72)は「震災でも水浸しになったが、今回の方がひどい。なんでこんなに災難が続くのか」と嘆いた。 田の浜地区は震災の津波で327棟が被害を受け、117人が犠牲になった。 これを受けて町は長さ約
平成が終わろうとしています。 この、1989年から2019年にかけての30年ほどの間に、コンクリートには何が起きたのでしょうか。 平成が始まる100年前の1889(明治22)年、日本初の近代港湾として横浜港の築港工事が開始されます。 その防波堤用の材料として、セメントという粉に石と砂と水を混ぜて作製するコンクリートという近代材料が使用され、日本におけるコンクリートの歴史が幕を開けました。 (当時の言葉では摂綿篤・混凝土と書きました。) それからの殖産興業の時代、コンクリートという材料は土木・建築向けの建設材料として徐々に普及するようになります。 鉄筋との組み合わせによる鉄筋コンクリート構造は木材・石・煉瓦といった既存の材料による構造よりも強度に優れ、自由度の高い設計を可能にしました。 現存する国内最古の鉄筋コンクリート構造物は1903(明治36)年につくられた琵琶湖第一疎水路上の橋といわれ
関西に大きな被害をもたらした台風21号。兵庫県芦屋市の人工島にある住宅地でも床上浸水など大きな被害が出ました。この場所では10年以上前から住宅の分譲販売が始められたのですが、住民たちは「高潮による被害はない」という説明に安心して住宅を購入したと憤懣しています。 兵庫県芦屋市の南芦屋浜。人工的に造られた島で周囲は海に囲まれています。兵庫県が地域整備事業としてニュータウンを開発していて海に面した眺望が人気の住宅街には現在約2000世帯、5000人が暮らしています。ところが… 防潮提を軽々と超え、住宅地に迫る高潮。関西を縦断した台風21号の影響で床上17件、床下230件という大きな被害が出ました。台風による強い風が引き起こした高潮は防護柵を破るだけではなく、神戸港から流出した複数のコンテナを運んできました。ここに住む夫婦は4年前、念願だった一戸建て住宅を購入しましたが、台風が直撃したとき、自宅周
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