予約したのに来店しない「無断キャンセル」。大阪・ミナミの焼き鳥店が客を相手取り、近く提訴することがわかりました。 無断キャンセルの被害を訴えているのは、大阪市中央区の焼き鳥店です。代理人弁護士によりますと、この店はおととしの春と秋にそれぞれ2人組と4人組の客から1人あたり約5000円のコース料理の予約を受けました。しかし、いずれも予約当日に来店しなかったということです。 店は未払いとなった総額約3万円の支払いを求め、2組の客を相手取り、2月9日に大阪簡易裁判所に提訴する方針です。 (焼き鳥店の代理人 曾波重之弁護士) 「泣き寝入りになるケースが多いと思いますが、その中でも裁判を起こされるということを認識してもらうことで、キャンセルはいけないんだなとか、そういったことをはっきりと認識して全体としてキャンセルがなくなればいいなと思っています」 無断キャンセルによる飲食業界へのダメージは深刻化し