10月に自民党本部前で火炎瓶を投げたあと総理大臣官邸前に車で突っ込み殺人未遂などの疑いで逮捕された49歳の容疑者が現場に持ち込んでいたガソリンの量が、およそ200リットルにのぼっていたことが警視庁への取材でわかりました。 一方、検察は、刑事責任能力を確認するため先週から容疑者の鑑定留置を行っています。 埼玉県川口市の職業不詳、臼田敦伸容疑者(49)は、先月19日に東京・永田町の総理大臣官邸前の侵入防止用の柵に車で突っ込み、警察官に発炎筒を投げたとして公務執行妨害の疑いで逮捕されました。 またこの直前、自民党本部前で殺傷力の高い火炎瓶を投げたとして殺人未遂などの疑いで再逮捕されています。 容疑者は複数のガソリン入りの容器を車に積んで現場に持ち込んでいましたが、これまでの調べで、持ち込んだガソリンの量がおよそ200リットルにのぼっていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 可燃性のあるエ
