二〇〇七年に食品加工販売会社「ミートホープ」(北海道苫小牧市)の常務として、同社の食肉偽装を告発した辰野町の赤羽喜六(あかはね・きろく)さんが十四日、虚血性心不全で死去した。八十七歳。十八日に告示された同町議選に立候補を表明していた。 同町出身。高校卒業後、法務局職員や電機メーカー社員、北海道内のホテル支配人などを経て、ミートホープの常務に就任。「牛ミンチ100%」と表記しながら豚や鶏肉を混入する偽装や、腐った肉を商品化していたことなどを実名で告発した。二〇〇九年の消費者庁発足にもつながった。
プロ野球中日で本塁打王、打点王の2冠を獲得した強打者、大豊泰昭(たいほう・やすあき)さんが18日午後10時41分、急性骨髄性白血病のため名古屋市内の病院で死去した。51歳。葬儀は近親者で行う。 台湾出身で名古屋商科大に留学。1年間の中日球団職員を経て、1989年にドラフト2位で中日に入団。巨人と最終戦で優勝を争って敗れた94年には、38本塁打で本塁打王、107打点で打点王を獲得。ベストナインにも選ばれた。 ナゴヤドームが開場した97年のオフに、阪神へトレードとなったが、2001年から再び中日に復帰。02年に引退した。 引退後は台湾担当のスカウトや少年野球の普及活動に力を入れ、中華料理店の経営も手掛けた。 通算成績は14年間で1324試合に出場。4097打数1089安打、277本塁打、722打点。10573振。打率2割6分6厘。(中日新聞)
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